去年実現できなかったアイデアとして、カラーセンサで色を読み取って音を出す楽器がありました。
今年こそ、と思い試作品を1か月半かけて作りましたが納得がいかず、このアイデアは最終的に不採用となりました。
- ・鳴る音が、「演奏したい色」との距離や部屋の明るさによって、ものすごく影響されてしまうので演奏がとても難しく、Fabulousな楽器ではなかった。
- FABulousな音とは何か、考えました。まずは、応募者へのメッセージの「はるか遠い昔から、私たちの祖先は、石や木を叩いたり、動物の骨に穴を開けて吹いたり、タネの入った植物をゆすったり、毛を束ねた弓をつくってこすったり、様々な「ものづくり」をおこなって、「音を楽しむ」方法を発明してきました。3Dプリンタなどのデジタル工作機械の使用がより身近になった今、あなたなら何をつくり、どうやって音を楽しみますか?ワクワクするような音の楽しみ方、ビックリ仰天なFAB音楽の提案を期待しています。」という文をよく読むことにしました。
- FABulous!な音をだす方法を自分なりに考えてみました。・ArduinoやRaspberry piなどのマイコンを使わない。マイコンを使って音を出すと、どうしてもデジタルな音になってしまう。物理的な方法(何かをはじく、振動させる)などで音を出すと、演奏者の気持ちを音に乗せることができる。・物理的な方法と、デジタルを融合させて、それぞれの良いところだけを生かす。それらをまとめると「演奏者の気持ちを音に乗せれるようにするために、音を出すことにマイコンは使わない。けど、ほかの部分にマイコンを使う」ことを意識すれば、FABulous!な音を出せるという考えになりました。
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