僕は今年の8月からエストニアに約1年間の留学をしています。
エストニアでも3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル工作機器を使ってモノづくりをしたいので、エストニアでFabLabに行ってみる話です。
- エストニアはフィンランドの真下、ロシアの左隣にある人口130万人の小さな国です。バルト三国と言われている3か国の中のひとつです。(エストニア、ラトビア、リトアニア)旧ソ連時代、エストニアにはIT技術の研究所があり、そこで働いていた技術者たちが中心となり、ソ連崩壊後もエストニアでIT技術を発展させていったため、今では「デジタル先進国」や「電子政府」などと呼ばれています。
- エストニアでは、99%の行政手続きがオンライン上でできるくらい、IT技術が生活に浸透しているらしいのですが、実際に生活していて実感するのは・街中でデリバリーロボットが走っている・現金を使わない(学校内にある店でもカードを使える)・クラスメイト全員が当たり前のようにパソコンを使いこなしている・宿題、成績、出欠席などをインターネット上ですべて見れる・駅に券売機がない(チケットはスマホで買うのが前提)くらいで、教科書もノートも紙、学校の授業は黒板で、ビザを取得するときには大量の紙の書類を提出、などと別にデジタルっぽくない、ということもたくさんあります。
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