Denimail
Owner & Collaborators
License
Summary
「SFCスピリッツの創造」最終課題。
本授業では、総勢14名の豪華な講師の方々が講義をしてくださった。どの先生にも共通していたのは、未来について考えることが軸だったこと。SFCの生徒は「未来からの留学生」なので、まさにSFCらしい授業ばかりで授業を聴いていていつも興奮していた。未来は増々テクノロジーが発展し、初回の千葉功太郎さんの授業のように、ドローンが空に飛びまわるのは当たり前になるだろう。
コミュニケーションの手段もテクノロジー化し、今やLINEで手軽にコミュニケーションが取れる。そんなテクノロジーが進展し、形に残るものが少ない時代だからこそ、手元に残る"手紙"という手段でコミュニケーションをとることで、温かい人と人との関係を生みたいと思った。
そこで考えたのが、デニムで作った、写真立てにもなるハガキ「Denimail」だ(Denim+mail)。ハガキだとつい失くしてしまいがちだが、写真立てにもなれば、いつまでも忘れることなく置いておけるだろう。このハガキ「Denimail」は、閉じた状態でフィルムに入れてそのまま郵送できる。今回私は、一人で過ごす地元の祖母に贈った。
SFCスピリッツとは、ただただ最新のテクノロジーを使って何かを起こすことだけではないと思う。第11回の千宗屋さんの授業のように、時に伝統に立ち戻り、伝統と最新技術の必要性を考慮しながら革新を起こしていくこと、それがSFCスピリッツだと思う。
本授業では、総勢14名の豪華な講師の方々が講義をしてくださった。どの先生にも共通していたのは、未来について考えることが軸だったこと。SFCの生徒は「未来からの留学生」なので、まさにSFCらしい授業ばかりで授業を聴いていていつも興奮していた。未来は増々テクノロジーが発展し、初回の千葉功太郎さんの授業のように、ドローンが空に飛びまわるのは当たり前になるだろう。
コミュニケーションの手段もテクノロジー化し、今やLINEで手軽にコミュニケーションが取れる。そんなテクノロジーが進展し、形に残るものが少ない時代だからこそ、手元に残る"手紙"という手段でコミュニケーションをとることで、温かい人と人との関係を生みたいと思った。
そこで考えたのが、デニムで作った、写真立てにもなるハガキ「Denimail」だ(Denim+mail)。ハガキだとつい失くしてしまいがちだが、写真立てにもなれば、いつまでも忘れることなく置いておけるだろう。このハガキ「Denimail」は、閉じた状態でフィルムに入れてそのまま郵送できる。今回私は、一人で過ごす地元の祖母に贈った。
SFCスピリッツとは、ただただ最新のテクノロジーを使って何かを起こすことだけではないと思う。第11回の千宗屋さんの授業のように、時に伝統に立ち戻り、伝統と最新技術の必要性を考慮しながら革新を起こしていくこと、それがSFCスピリッツだと思う。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- デニム生地1枚に、2枚の台紙を両面テープを使用して貼り付ける。折りたためるようにするため、2枚を離して貼り付ける(工程1の図のように配置)。
- 台紙を貼っていない方のデニム生地を使う。まず、外周に工程3と同様両面テープを貼る。次に、右の図のように、外周から0.8cm内側にチャコペンシルで四角形を描き、補助線をつくる。そしてその補助線で生地を内側に折り込む。この際、また工程3のように四隅を切っておく。
- 工程3で作った下地に、工程4で作った上地を貼り付ける。ボンドを上地の外周に塗り、上に重ねる。この時、ずれては困るので、上地を3分の1に折った状態でまず位置を調整し、徐々に上地を広げながら貼り付けるとずれずに綺麗に貼り付けることが出来る。
- 白い布用のペンで、内側に贈りたい相手にメッセージを書く。外側には宛名を書く(イメージは右写真)。この時、生地もしくはペンによっては上手く描けない、インクが出ない場合があるため、何度も上書きすることが必要になることがある。
- 土台が完成。折りたたむことができるか、改めて確認する必要がある。
- 仕上げとして、メッセージやデコレーションをする。
- メッセージを布用の白いペンで、内側に書く。外側には宛名を書く。生地やペンによっては、上手く書けない(にじんでしまう)ことがあるので、重ね書きが必要な場合がある。
- 思い出の写真を貼ったり、シールやマスキングテープを貼ってデコレーションする。
- 使わなくなったジーンズのポケットの部分を裁ちばさみで切り、外側に貼り付ければちょっとした収納にもなる(前々項の写真参照)。ちいさなプレゼントなどを入れて送れば、より心のあたたまるプレゼントになる。
References
Usages
プレゼントに
私はこのデニムハガキをDenimailと名付け、一人で暮らしている地元岡山の祖母のもとに送った。私は前親戚で集まった時の集合写真や、高校生時代の写真を貼って、普段の感謝の気持ちを伝えた。透明のフィルムに入れて、切手を貼って送る。郵送料は210円。祖母からは「ポストにデニムが入っていて驚いた」と電話で聞いた(笑)。寝室に飾ってくれると言っていたので、とてもうれしい。祖母は今一人で暮らしているが、その寂しさが少しでも和らげられれば、これを送った甲斐があったと感じる。
Comments