なぜこれを作ろうと思ったのか
クライアントは手根管症候群・脊柱管狭窄症・変形性膝関節症などの疾患がありながらも元々は好奇心旺盛で、手先も器用、なんでも自己決定したいという性格の持ち主です。
ADLはほぼ全介助ですが、1年程前まではなんとかスプーンを持って食事をとっていました。最近はスプーンを口に運ぶことができず介助に頼ることが多くなってきています。
環境調整や自助具を使うことで自分のペースで食事をとることができたら、生活の満足度も高まり、まだまだ自分でできるという自信にも繋がり、もっと他にできることはないかという視点が得られる可能性があると考えました。