木の断面の年輪や柾目・板目、木裏・木表、木材の収縮などを目で見るための模型です。 使用した木材は、fujimock fes2017（https://www.fujimockfes.org） で伐採した、静岡県富士宮市の檜の間伐材です。 2017年10 月21日に伐採した木を、その日のうちにチェーンソーで丸太に加工してもらいました。 その丸太を２年以上日陰で放置しておいたものを、自分の手で鋸挽きし、製作しました。

富士山のヒノキ間伐材から作ったiPhoneケース。 レーザー加工機も使用しましたが，主に手を使って作りました。 小さく一見シンプルな作品ですが，たくさんの失敗をし，時間をかけ苦労の末に出来上がった作品です。 市販されているスマホケースは広葉樹がほとんどです。 比較的重くて丈夫な広葉樹がスマホケースには適しているのでしょう。 今回扱うヒノキは針葉樹ということで，割れやすかったり，繊維の影響で欠けやすかったりします。 たくさん気遣いをしています。