スプリントの作製には時間や作成費用を要する。作成時間、費用の短縮のために、強化PLAでよく作製するスプリントの一つであるカックアップスプリントを考案した。
3Dプリンタースプリント 背側カックアプスプリント

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3Dプリンタースプリント 背側カックアプスプリント by Yasuhiro0625 is licensed under the Creative Commons - Attribution-NonCommercial-ShareAlike license.
Summary
素材は強化PLAで作成した。スプリント材と比較して伸張性に乏しいため背側から作成している。

Materials
Tools
Blueprints
Making
- ・橈骨神経麻痺で下垂手のある方・術後、手関節を背屈位で保護する必要のある方
- ①型紙の作製②型紙をスキャンしFUSION360にトレース③FUSION360でスケッチ④FUSION360で押し出し、トリミング⑤3Dデータファイルをスライサーソフトでプリンター実行ファイルに変換 充填率はは20%⑥QiDi i-fastで造形
- ①ヒートパンを使用する。スプリント材と比べると早く硬化するため、ある程度形を作ってから対象者に合わせる。尺骨頭部はヒートガンを使用し隆起をつけておくと良い。②ベルクロの貼付はスプリント材と変わらない。注:3Dプリンタースプリントは充填率20%であるためをハサミでカットすることは困難である。
- ・強度は充填率で調整できる。・スプリント材と比較し軽い。・素材をカットをしなくてよい。・見た目がきれい。・作成費用をカットできる。
- ・スプリント材と比べて硬化が早く伸張性は乏しいため成型には慣れが必要。・掌側で作製が必要な場合はスプリント材の方が適している。
References
Usages
Project comments

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