- 深海に住む、くらげのような形がかわいいタコ。耳でぱたぱた泳ぎます。なぜめんだこかって?「緊急時には壊したい!でも簡単に壊すことができないようにしたい!」その希望の答えが、"可愛くて壊すのをためらう生き物"でした。
MENNDAKOロッカー


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入れるものはスマホ、守るものは朝の時間。
「ぜったいに早起きできるアイテム」つくってみました。
「ぜったいに早起きできるアイテム」つくってみました。

Materials
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Blueprints
Making
- 人と人、アイディアとアイディアが交差する、この場所だからこそ。
- 遅くまでスマホを見ちゃって、寝るのは1時や2時。ギリギリの時間に起きて、疲れたままの身体を引きずるように出勤。夜更かしスマホに使っている時間を、活力いっぱいの朝時間にかえたい。こうして浮かんだ私の課題は「早起き」解決のためのアイディアは、・夜スマホを閉じ込めるためのハコをつくる・早朝にしか開かない仕組み・さらに締切時間になったら、勝手に再ロックされちゃって取り出せなくなる
- 残すところは一番の要、めんだこの内臓部分です。「面白そうだね」と快く引き受けてくれたのは、平岡さん。同じグッデイファブ大名に勤務していますが、普段は電子工作の先生をしていて"natural science Fukuoka" という教室で、子どもたちに電子工作やプログラミングを教えています。これで、めんだこを形にできそう!ここまでが、応募が決定してからの2日間。アイディアが形になっていくこのスピードも、グッデイファブ大名という場所があってこそ。
- 使用したのは、Afinia H800とAfinia H400。積層型で、細い壁や細かい部分も綺麗に積み上げてくれます。ハコ→壁→タコのフタ→ハンマー用の埋め込み文字→ハンマー本体の順でプリントしていきましたが、最後のハンマー完成までたどり着いたときがものすごく嬉しい!失敗作を生んだ時間も含めると、総出力時間は40時間ほど。実は私、3Dをしっかりと使ったのは今回が初めて。FAB3DCONTESTが大きなきっかけをくれました。完成までにたくさんの失敗がありました。
- 起こったハプニングと、どうやって克服したか
- ノズルとボードの距離が近すぎると、上手くフィラメントが出ないし、遠すぎると、写真のようなチキンラーメンになります。ここから0.1mmずつ調整して、近づけて、やっとベストな位置へ。この時は+0.3mmのオフセットでちょうど良い出力具合に。ボードの水平をとるキャリブレーション、デザインに適した積層ピッチ、スピード。この調節が上手くなっていく過程がすごく楽しいです。「このパーツの薄さなら、積層ピッチ0.3mmでスピードは遅くすると良いよ」上手くいかないときの調節について尋ねると、Tokiさんや、平岡さんは瞬速で答えを出します。……スゴイ!でもきっとそれも、数々の失敗や経験を超えての技(ですよね?)
- 感想とまとめはMemosに。
- 白紙の状態から課題と解法をみつける、アイディア探しの旅。今回の課題、"早起き"も、実は「まずなにからアイディアを探せばいいかわからない」白紙の状態から見つかったものです。この課題を見つけるまでの過程を、付属編として掲載します。
- 図のように、2つのダイヤモンドを並べます。まずは、下部から。はじめに、身の回りの疑問(Question)を1つ見つけて、なぜそれが気になったのか、その理由をいくつか出してみます。そうして発散したいくつかの理由から、1つ解決したい課題(Issue)を選びます。課題が決まったら、上部のダイヤモンドに移行します。今度は課題解決のためのアイディア(Approach)をいくつか発散させて並べます。このなかから、解法(Solution)として一つをピックアップ。ダイヤモンド型に、発散と収束を2回繰り返す思考法です。今回の私の課題は、実際にこの方法で見つかったので、実例を記していきます。
- あわせて利用したもうひとつの思考法が、マンダラート。実はグッデイファブ大名は、今回のFAB3D CONTESTの、応募者支援施設として登録されています。まだみんな、何を作るか決まっていない一番初めの段階で、"ワタベ塾"が開かれていました。テーマはアイディアを生み出すこと。そこで紹介されていたマンダラート、私も実際にやってみました。ダブルダイヤモンドと融合させながら進めると、やりやすかったので、実際に使ったシートを元に紹介します。
- まずは1つめのダイヤモンド、いちばんはじめのQuestionをみつけます。ここでマンダラート。紙に9マスのマス目を用意して、真ん中になんでも良いので"ことば"を入れます。ワタベさん「今日のテーマはごはん!」"ごはん"を真ん中に書いたら、まわりの8マスに"ごはん"から連想するネガティブなことを記入していきます。そして書いたことから、1つをピックアップ!これがダイヤモンドの始点にあるQuestionに。わたしのQuestionは、"自炊の習慣がつかない"こと。
- つぎに、ダイヤモンドの広がった部分をつくります。"どうして自炊の習慣がつかないのか"考えられる理由を、再びマンダラートで周囲の8マスに広げます。ここから、特に解決したい課題をひとつピックアップ。私が選んだのは"早起きできないこと"これが2つのダイヤモンドを結ぶ中間地点に。
- 課題を真ん中に記入したら、次はそれがどうやって解決できるのか。解決のアプローチを書いていきます。ここで最終的にピックアップされた1つが、解法に。私が選んだのは、"夜スマホ禁止"MENNDAKOロッカー、実はこうして"ごはん"というキーワードから生まれた解法でした。
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