MENNDAKOロッカー

Created Date: 2018-10-07/ updated date: 2018-10-18
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Summary
入れるものはスマホ、守るものは朝の時間。
「ぜったいに早起きできるアイテム」つくってみました。

Memo

つくることだけが「つくる」ではない

posted by 1toa15 on October 17, 2018
今回のコンテストへの応募を通して痛感したことは、"ひとりではつくれなかった"ということ。
実は、私がグッデイファブに入社したのは4ヶ月前。デジタル機器を使ったモノ作りを目の当たりにするのはもちろん初めて、イラストレーターや3Dモデリングソフトの操作なども初めてで、0から覚え始めました。

「モノ作りは好きで、デジタル機器に興味もあるけれど、何からはじめていいかわからない
店頭で接客していると、よくこのような声を聞きますが、まさに私も同じ初心者状態で入社したので、お客様がハードル高く感じてしまうその気持ちがとてもわかります。

その私がFAB3D CONTESTに作品を出すことが出来たのは、助けてくれたメンバーのおかげです。モデリングはTokiさん、デザインは渡部さん、内部機構は平岡さん。
こうして振り返ると、「じゃあいったい私がつくったものって何?」と問いかけたくなりますが、まさにその答えは"つながり"だと感じています。
目に見えるものだけが、"つくる"ことではなく、つながりをつくることもまた、"つくる"ことのひとつであって、メンバーが増えていくほどにアイディアが広がっていくこと。
協力してくれた人たちのおかげで、その過程と、心からワクワクさせられるような楽しさを、実際に体感させていただいたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

そしていくつかの失敗に直面して、自分の力だけでは対応できなかったことに悔しさも感じています。まだまだ知らないことが沢山あって、理解できていないものも沢山あって、3Dのモデリングや電子工作も、もっと理解を深めたい。
FAB3D CONTESTの応募締切は今日ですが、"MENNDAKOロッカー"は私にとって、ひとつのスタート地点になったように感じています。

この貴重な機会を与えてくれたFAB3D CONTEST、そしてここでしか出会えなかった人達と結び付く交差点となってくれたグッデイファブ大名、2つの場所に、心から感謝しています。

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平野君へ

はじめまして!
グッデイファブ大名で、いつも渡部さんと一緒に働いている、吉村といいます。
平野君にお礼を伝えたくて、ここでお手紙を書くことにしました。

実は、私が今回のコンテストに応募することを決めたのは、平野君のfabbleを読んだことがきっかけです。
渡部さんから「平野君っていう凄い子が居るんだよ!吉村さんも読んでみて!」と、スイカの維管束のfabbleを教えてもらいました。
すごく面白くて、part2を読んだ後、part1まで一気に読みました。

感動したことは、平野君がモノを作る過程をとても大切に楽しんでいるところです。たくさん失敗しながらも、それを活かして納得がいくところまで頑張っているところや、使った道具やスイカに感謝を伝えているところ、とても素敵だなと思いました。
どんなモノを作るかよりも、ひとつのモノが出来るまでにどんな道をたどったか、それが大切なことなんだと教えてもらいました。

そして、もうひとつ、「何かを作るということは、ずっとやり直しや工夫を繰り返していくこと」平野君がmemoに書いていた言葉に、ハッとさせられました。
思うようにいかなかったり、失敗したり、時間が足りなくなったり、モノを作るときには何回もピンチがやってくるけれど、それを乗り越える繰り返しで、もっと良いモノを作る事ができる。今回、コンテストへの出品を通して、この言葉にとても救われたし、私も平野君のように、ここで終わりではなくてもっともっとよくなるように深めていきたい、そう感じました。

このコンテストで私も、たくさんの人に助けてもらい、いろいろなことを教えてもらったけれど、一番はじめのきっかけをくれた先生は、平野君です。
私に大切なことを教えてくれて、ありがとう。

もしもまた、グッデイファブ大名に遊びに来てくれることがあったら、ごあいさつさせてください。アユミ大王と一緒に、待っているね!

吉村 彩果(よしむら あやか)より

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