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Created Date: 2024-10-17/ updated date: 2025-10-14
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        • ネイルチップを使用すると簡単にネイルを楽しむことができる。メリットとしては価格が安価なこと、そして種類がとても豊富なことだ。しかしネイルチップを爪につけるのには小さな両面テープを使い爪に貼り付けるという難しい工程がある。この工程が片麻痺の方にとっては困難な作業であると考えた。そこで片手でも簡単にネイルチップを装着できる自助具を作れば簡単におしゃれを楽しんでもらえると考え作りたいと思った。
          • 身近な道具からヒントをもらいアイデアを考える。
            • まず意見が出たのがホチキスのような形を作ってその先に爪を固定して上から押せばいいのではないかという考えである。ネイルチップの付け方は人によって様々であるが、今回は片麻痺の患者を想定した上で、ネイルチップ自体に両面テープをつけ、そしてそれを自分の爪につけるという方法が適していると考えた。
              このアイディアの欠点は上から押すことが難しいということだ。自分の力のみでおしゃれを楽しむことを目的としているため、この型は適していないと考えた。
            • なんとか片手で完結できる形はないかと考えている時に片手で爪を切ることができる自助具を見つけた。そこでこの爪切りのアイデアとホチキス型を組み合わせる方法を思いついた。この形なら片手で力を加えることができる。これから検討しなくてはならない事はネイルチップを装置に固定する方法、5本の指すべての爪にずれずに貼ることができる方法、片手でできる爪切りをどのように応用させるかなどである
            • 図の①の部分にネイルチップを挟めるくらいの空間をつくる。ここでネイルチップを固定する。
              赤い部品の先端部分にネイルチップを装着したい指をおく。その後、テコの原理を用い掌圧で指を持ち上げ①の部分にはめ込み装着する。
              利点:掌圧でネイルチップを固定しテコの原理を用いるため、比較的少ない力でも強く固定することが可能。
              欠点:持ち運びが不便。ネイルチップの大きさに対して、部品が大きすぎる。親指への装置が困難。指を置く位置の調整が困難。両面テープを片手で剥がすという問題点を解決することができない。
            • 試作2では、部品をできるだけ小さくし持ち運びが容易なこと、ネイルチップを装着するためのシールを剥がしやすくする工夫をした。具体的には、部品の側面に、2枚目の写真のようなシールの本体が挟めるように隙間をつくったことである。こうすることで、土台からシールを簡単に剥がし、ネイルチップ自体に取り付けやすくした。
              また、部品をハートの形にしたのは、使用するときのモチベーションをあげることができ、すべての人がオシャレに対し前向きな気持ちを持つことができるようにという思いがこめられている。
              問題点は、ネイルチップをおいた際の安定性が低いことが挙げられる。
          • 試作2の問題点を解決したものを完成作品とした。
            ネイルチップを置いた際の安定性が低いという問題点を解決するためにチップを置く穴に奥行きを付けた。このようにすることでネイルチップの先端を挟むことができ、シールをはがす際やネイルチップを爪に固定する際に役立つ。またネイルチップを爪に装着する前に爪やすりが必要なため、やすり下面に装着した。
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