ひとつやねのした(5班)

Created Date: 2021-11-25/ updated date: 2021-11-25
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    Summary
    日本家屋をモチーフとした、風通しの良いサンシェードです。広場の一角に夏になると出現する憩いの場。今回は10分の1スケールで制作しましたが、実際は建築スケールのものです。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • これは、人々が集まるサンシェードです。夏になると広場に設置されます。パーツのつなぎ合わせはすべてジョイントになっているので、設置・解体は簡単です。
            • 「家の作りやうは、夏をむねとすべし」という言葉が徒然草の中にでてきます。これは、「家のつくりは
              夏を中心に考えた方がよい」という意味です。日本では古くから、夏の気候で涼しむ工夫を凝らして、家づくりが行われていました。

              風通しをよくする木造建築の骨組みを、わたしたちは模倣しました。
              ジョイントで木材同士をつなぎ合わせ、がっしりとした立体に組んだり、材を延長することができる木造建築の技術です。その歴史は平安時代にまで遡ります。この作品、「一つ屋根の下」も日本の伝統的な木造建築と同じように接着ではなく、ジョイントを工夫して作り上げました。

              • 直射日光を遮るひさし。南北に大きく開いた間口。壁を減らした構造。湿気をためないよう通気性を保つ床下。私たちが当たり前に目にしている日本の木造建築は、実は太陽の熱を防ぎ、風を通す古来からの知恵が込められています。

                サンシェードの下にはなにがあるでしょうか?
                よくみかけるのはベンチなどです。

                日本家屋には、風の通り道を自由に変えることができる可動式の仕切り「ふすま」があります。
                窓にはすだれ、無双窓など、内部構造にも工夫が凝らされていることがわかります。

                わたしたちの作品にも、ひとつ屋根の下に集う人々が自由に動かせる「すだれ」そして「ふすま」を設置しました。
              • トランプ一枚と、ジョイントAを4つ使い、トランプの四隅に取り付けます。これを8つ作ります。作ったもの同士の間をトランプ1枚を使い、4つをひと繋がりにくっつけます。これを2セット作ります。
                • ジョイントBを4枚使い、さきほど間をつなげたものを四角になるように取り付け、もう一枚、トランプを上に取り付けます
                  • ジョイントBを6枚使い、トランプ2枚を繋げます。これを3つ作ります。トランプ2枚を使い、作ったものをつなぎ合わせます。
                    • 上部のトランプにジョイントB4枚を取り付けます。取り付けたら、斜めに屋根をとりつけましょう。
                      • 取り付けた屋根の下と柱に、先ほど取り付けた斜めのトランプの延長線上に置くように、トランプを斜めに取り付けます
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                      References

                        Usages

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