プリンターの設定を行う0今回は 「Repeteir Host for Mac (ver.0.56)」を使って操作します。まずは3Dプリンターの設定をWorkbenchのものに変える必要があります。Repetierを起動したら、画面上部のメニューから[Printer Settings]を開いてください。[Printer Settings]の詳細0Solidoodleの公式サイトを参考にしながら、[Printer Settings]の各項目を埋めていきましょう。Add Annotation Order
スライサーの設定を行う0続いて、3DモデルをG-Codeに変更するためのスライサーの設定を行います。今回はRepetierから直接開くことのできる「Slic3r」というソフトを用います。画面右の「Slicer」タブから、[Configure]を選びSlic3rの設定画面を開きましょう。「Slic3r」設定の詳細(一例)0こちらも公式サイトを参考にしながら、項目を埋めていきましょう。こちらの設定を変更することで、プリントの仕上がりが大きく変わります。使う素材や環境に合わせて、適切な値を探していきましょう。ここでは一例として、浅倉 亮さんが利用していた設定を記載します。Add Annotation Order
「Slic3r」設定の詳細(一例)0こちらも公式サイトを参考にしながら、項目を埋めていきましょう。こちらの設定を変更することで、プリントの仕上がりが大きく変わります。使う素材や環境に合わせて、適切な値を探していきましょう。ここでは一例として、浅倉 亮さんが利用していた設定を記載します。
【重要】[Start / End G-Code]を設定する0WorkbenchにはZ軸の原点調整を行うためのユニットが付いており、これを利用してプリントを始める度にキャリブレーションが行われます。正しくキャリブレーションが実行されるために、予めG-Codeを編集しておきます。Slic3rの[Printer Settings]タブから、[Custom G-Code]を選択して下さい。[Start G-Code]を記入する0T0 G21; set mm units G28 X0 Y0; home x and y axes G91 G1 Z10 F5000; move bed down G90; use absolute coordinates G1 X0 Y0 F5000; move to front @pause G29; probe bed以上を[Start G-Code]にコピペします。[End G-Code]を記入する0M104 S0 ; turn off temperature G1 Z10 F5000; move bed down G28 X0 ; home X axis M84 ; disable motors以上を[End G-Code]にコピペします。Slic3rの設定を保存する0以上でSlic3rの設定は終了です。フロッピーディスクのアイコンから設定を保存しておくと良いでしょう。Add Annotation Order
[Start G-Code]を記入する0T0 G21; set mm units G28 X0 Y0; home x and y axes G91 G1 Z10 F5000; move bed down G90; use absolute coordinates G1 X0 Y0 F5000; move to front @pause G29; probe bed以上を[Start G-Code]にコピペします。
[End G-Code]を記入する0M104 S0 ; turn off temperature G1 Z10 F5000; move bed down G28 X0 ; home X axis M84 ; disable motors以上を[End G-Code]にコピペします。
STLファイルをスライスする03Dプリントの準備に移りましょう。[Object Placement]タブから[Add STL File]を選び、任意のSTLファイルを読み込んでください。今回はこちらにアップロードされている「FLATFOOT_StanfordBunny_jmil_HIGH_RES_Smoothed.stl」を使ってみます。3Dモデルの微調整0この段階で3Dモデルの複製や拡大縮小、回転などの微調整が行えます。STLファイルをG-Codeに変換する0[Slicer]タブから[Slice with Slic3r]を選ぶとスライスを開始します。このとき、プリンターなどの設定は先ほど製作したものを選びましょう。Add Annotation Order
WorkbenchとPCを接続する0Workbenchの電源ボックス(Power Supply)のスイッチを入れ、本体の電源をつけます。その後、USBケーブルをPCに接続してください。Repetierで接続を確認する0Repetierの画面左上にある[Connect]アイコンをクリックして、PCから制御可能な状態にします。正常に接続されると、[Connect]が[Disconnect]アイコンに変化します。うまく繋がらない場合、[Printer Settings]からポートの設定を確認してみましょう。Add Annotation Order
Repetierで接続を確認する0Repetierの画面左上にある[Connect]アイコンをクリックして、PCから制御可能な状態にします。正常に接続されると、[Connect]が[Disconnect]アイコンに変化します。うまく繋がらない場合、[Printer Settings]からポートの設定を確認してみましょう。
【重要】Z軸調整パーツを下げる0Workbenchを動かす前に、まずはエクストルーダーの脇に付けられたZ軸調整パーツを下に移動させてください。手動で簡単に上下に動くようになっています。このパーツが上がったまま操作を行うと、Z軸の原点がセンシングされず、いつまでもステージが上がり続けてしまいます。本体に負荷がかかってしまうため、必ずパーツが下がっていることを確認してから操作を行いましょう。Add Annotation Order
G-Codeを読み込む / 確認する0工程4でSTLファイルからの変換が成功すると写真のような画面になります。また、あるいは別のスライサーソフトで作ったG-Codeも[Load G-Code]から読み込むことができます。3Dプリントを開始する0[Run]アイコンをクリックすると、読み込まれているG-Codeをもとに3Dプリントを開始します。Add Annotation Order
【重要】Z軸調整パーツが下がっているか確認する0編集した[Start G-Code]により、プリントを始めるとヘッドが左手前に移動した状態で一時停止します。ここで、改めてZ軸調整パーツが下がっていることを確認してください。正しく下がっていることを確認できたら、Repetier上のダイアログから[Continue printing]を押し、プリントを続行しましよう。Z軸の自動位置確認0その後、Workbenchは自動的にベッド上の16点でZ軸の高さを検知し、その結果をコンソールに表示します。コンソールでZ軸の高さを確認する0ここで出た値を元にその後の3Dプリントが行われるようです(?)。もし16箇所の値が大きく異なる(2mm以上が目安)場合はプリントを中止し、手動でベッドの位置合わせを行いましょう。3Dモデルのプリント開始016箇所全てで確認が終わると、ベッドが上昇してZ軸調整パーツが押し上げられたのち、3Dモデルのプリントが始まります。この後プリントをやり直す際には、再度調整パーツを下げる必要があるので、忘れないようにしましょう。Add Annotation Order
コンソールでZ軸の高さを確認する0ここで出た値を元にその後の3Dプリントが行われるようです(?)。もし16箇所の値が大きく異なる(2mm以上が目安)場合はプリントを中止し、手動でベッドの位置合わせを行いましょう。
3Dモデルのプリント開始016箇所全てで確認が終わると、ベッドが上昇してZ軸調整パーツが押し上げられたのち、3Dモデルのプリントが始まります。この後プリントをやり直す際には、再度調整パーツを下げる必要があるので、忘れないようにしましょう。
完成!0フィラメントが絡んだりしていないか確認しながらプリントを続けます。今回はちょっと頭の方が歪んでしまいました。スライサーの設定をいじってまた挑戦してみましょう!Add Annotation Order
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