Metasequoiaでソリッドモデルを抽出する

Created Date: 2016-05-18/ updated date: 2018-03-13
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    Summary
    Metasequireの[厚みをつける機能]や[ボクセロイド化]を利用して、サーフェスモデルからソリッドモデルを取り出します。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • Metasequireには機能に応じてモードを選択することができます。

            最初は「初心者」に設定されており、多くの機能が制限されているため、画面左上の欄より「モデリング(アイコン)」などに変更してください。
            • 画面上部のメニューから[ファイル]→[オブジェクトの挿入] を選択し、任意の3Dモデルを選んでください。

              ※無償版ではmetasequire以外の3Dモデルのインポートを行えません。
              • マウス右ドラッグ:画面の回転
                ホイール回転:ズームイン/ズームアウト
                ホイール押しながらドラッグ:画面の平行移動(パン)
            • 画面上部のメニューから、
              [オブジェクト]→[頂点数を減らす]を選択します。
              • 対象となるオブジェクトを選択したのち、
                ・アルゴリズム = [頂点数を指定]
                ・削減後の頂点の数 = 20000以下
                に設定し、メッシュ削減を実行して下さい。
            • 取り出したい部分を選択していきましょう。

              左メニューの[選択]→[ブラシ選択]を選んでください。
              • [ブラシ選択]の状態では、左ボタンを押しながらドラッグした場所だけが選択されます。

                抽出したい箇所をドラッグして選択しましょう。
              • 抽出に成功すると、選択部分が新しいオブジェクトとして切り離されます。

                今までのオブジェクト(今回であればobj3)が必要なければ、目のアイコンをクリックして非表示にしておきましょう。
            • 画面は抽出後のオブジェクトです。

              意図しない部分が選択されている場合は、適宜消去して綺麗にしていきましょう。
              • ・範囲選択
                ・ブラシ選択
                などで不要な部分を選んで適宜Deleteしていきましょう。
            • この状態のモデルは表面(サーフェス)しかない状態です。3Dプリントできる形状にするためには、中身も定義された立体(ソリッドモデル)にしてあげる必要があります。

              今回はサーフェスに厚みをつけてソリッドにしていきましょう。

              抽出部分を全て選択したのち、上部メニューから [選択部処理] → [厚みをつける]を選択してください。
              • 厚みの幅や押し出す方向を設定できます。

                今回は2mmの幅で後ろに押し出します。
            • さらにMetasequireの[ボクセライズ]機能を利用すると、ソリッドモデルの調整が行いやすくなります。

              上部メニューから[オブジェクト]→[ボクセロイド]を選んでください。ボクセロイドの解像度指定を求められますが、256以上が適当でしょう。
              • ボクセライズが終了すると右のような画面になります。ボクセル化されたモデルを基に、

                ・拡張
                ・収縮
                ・細い場所の補強
                ・中空の生成

                を行うことができます。便利ですね〜!

                調整が終わったら、[ポリゴン再変換]をクリックしてから元の画面に戻りましょう。
            • 最後にファイルを書き出します。

              上部メニューの[ファイル]→[名前をつけて保存]から、任意の形式でファイルを保存してください。

              stl形式などで書き出す場合、[可視オブジェクトのみ]にチェックを入れると、画面上に見えているオブジェクトだけを出力することができます。
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              References

                Usages

                  Project comments