MicroScribeによる3Dスキャン

Created Date: 2016-04-24/ updated date: 2018-03-13
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    Summary
    MicroScribeGとRhinoceros4.0を使って立体形状をスキャンします。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • 作業する場所をきれいにして、スキャンしたいものを設置しましょう。
            • スキャンの対象物が平らな底面を持たない場合、油粘土などを土台に取り付けます。
          • microscribeの操作ではペン型デバイスの他に、ヌンチャク型のコントローラについている2つのボタンを使います。

            ・表側のボタン = スペースキーと同じ役割
            ・裏側のZボタン = 左クリックと同じ役割
            • 使用するPCとmicroscribeが接続されていることを確認したのち、Rhinocerosを起動してコマンドラインに[digitize]を打ち込んでください。

              • ペン先を作業空間の原点に持っていき、画面の指示に従ってコントローラのZボタンを押します。
              • 同様に作業空間上のX軸方向、Y軸方向を設定します。

                それぞれの軸上にペンを持っていき、画面の指示に従ってZボタンを押してください。
              • 最後に、Rhinoceros上での原点を設定します。
                ここで設定したものが作業平面の原点と対応します。
            • Rhinocerosの[points]コマンドを利用すると、microscribeで選択した箇所の座標をプロットしていくことができます。
              • [points]コマンドを実行した状態で任意の箇所にペン先を当て、Zボタンを押すことでRhinocerosの画面上に座標をプロットしていくことができます。

                プロットの間隔は自由ですが、細かければ細かいほど正確なモデルが取り出せます。
              • プロットした点を基に立体的な曲線を描いていきましょう。やり方は幾つかありますが、ここでは2つ紹介します。

                ・InterpCurve
                 始点から指定点を通過するような曲線を描くコマンド

                ・CurveThroughPt
                 選択した点群を通過する曲線を描くコマンド
                 ※プロットされたのが早い順に線が結ばれていきます。
            • スキャンした形状には、どうしてもブレが出てしまいます。

              目的にもよりますが、持てる知識を総動員してモデルを修正するのが良いでしょう。
              • ・Align - ブレのある点を揃える
                ・Make2D - 上から見た形だけを抽出する
                ・BoundigBox - 点群の入る領域を視覚化する
                ・Split - 曲線やサーフェスを別のオブジェクトで分断する
                ・Sweep2 - 上下の縁が決まっているときに周辺にサーフェスを張る
                ・EdgeSrf - 2~4つの曲線からサーフェスを張る
              • 大まかですが、形状を3Dデータに変換することができました。
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