Wio Nodeのセットアップとデータの取得

Created Date: 2019-08-13/ updated date: 2019-08-13
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    Summary
    seeed studio社の小型Wi-Fi開発ボード「Wio Node」のセットアップ方法をまとめます。
    環境:iPhone Xs、iOS 12.4

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • Wio Node(だぶりゅあいおーのーど)は、Seeed Studioが2016年から販売している開発用ボードです。

            特徴は、
            ・小さい(500円玉くらいのサイズ)
            ・安い(1200円くらい、スイッチサイエンス等で購入可)
            ・Wi-Fiモジュール搭載済み
            ・専用のスマホアプリから制御できる
            Grove センサ 用コネクタ2つ付き
            ……などなど。

            「Wi-Fi環境とスマホさえあれば、お手軽にIoTっぽい物が作れるボード」と言えるかもしれません。
            • 初期設定をしていきます。まずはお手持ちのスマートフォンに、専用アプリ「Wio Link」をインストールしてください。

              アプリストアで「WioLink」を探し、ダウンロードしましょう。

              ※ 今回はiOSで進めていきます。Android版とは細かなところが色々異なるようですが、基本的には同じ流れになるかと思われます。
              • ログインを済ませると「Device List」画面に移ります。

                「Add Your First Device」をタップすると、上からニョキッと2つのイラストが出てきます。今回は右側の「Wio Node」を利用するので、そちらを選びましょう。

                なお、「Wio Link」はWio Nodeの豪華版のようなものです。
                • 画面の指示に従って、Wio NodeをWi-Fiネットワークに登録していきます。
                  まずはスマートフォンとWio-Nodeを接続しましょう。
                  • 脇にFuncと書かれたボタンを4秒間以上長押しします。

                    青いLEDがゆっくり点滅を繰り返すようになったら、次に進みます。
                  • 青いLEDが点滅した状態で「Goto wifi list」をタップすると、右の画面のような表示が出ます。

                    スマートフォン本体の「設定」から、Wi-Fi設定に移動してください。
                  • Wi-Fiリストの中に「Wio_」から始まるネットワークが表示されるので、タップして選択してください。

                    うまく接続できたら「Wio Link」のアプリに戻りましょう。
                • Wio Nodeとスマートフォンが接続された状態でアプリに戻ると、右のような画面が表示されます。

                  Wio Nodeを登録したいWi-Fiネットワークを選択し、パスワードを記入して「Join」をタップしてください。
                  • 接続に成功すると、このようなポップアップが出ます。

                    Wio Nodeに識別用の名前をつけることもできるので、必要に応じて活用してください。
                • Wio Node単体と接続しただけではあまり楽しくないので、センサーから情報をゲットしてみましょう。

                  Wio Nodeと同じseeed studioが販売している「GROVE」というパーツ群を使ってみましょう。初心者にも使いやすく、パッケージも可愛いヤツらです。
                  • 今回はこちらのボタンを利用します。

                    コネクタの形に注意しながら、ボタンとWio Nodeをケーブルで接続しましょう。とりあえずPORT 0にさ繋ぎましょう。

                    ※ Wio Nodeには2つのコネクタがあり、用途によって挿す場所を変える必要があります。

                • 設定画面はこのような構成となっており、Wio NodeのポートにどのGROVEパーツが接続されているかを選ぶ仕組みになっています。

                  今回は左側のPORT 0を選び、「GPIO」か「INPUT」タブから「Button」を選びましょう。
                  • GROVEパーツを使う前に、個別にファームウェアを更新する必要があります。

                    画面下部の「Update Firmware」をタップし、確認・更新が終わるまで待ちましょう。
                    • ファームウェアの更新が終わると、
                      「Update Firmware」の表示が「View API」に変化します。
                  • View API をタップすると、このような画面に移動します。

                    接続したパーツに応じて準備されたAPIにアクセスし、センサの値を取得したり、スピーカーから音を出したりすることができます。
                    • Buttonの場合、
                      Test Request : の後にある「GET」をタップすると、
                      ボタンが押されているかどうかを Response として返してくれます。

                      ボタンを押しながら/話しながら「Get」をタップし、
                      Response: の中身が変わることを確認してみてください。
                  • 以上がWio Nodeの基本的なセットアップと使い方です。

                    利用するGROVEパーツによってAPIの仕様や挿すべきポートが異なるので、パーツの説明書やAPIの解説を読んで調整してください。

                    スマートフォン以外からも操作ができるのですが、それはまた別のページにて。
                    Add Card Order

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