FabLogger 1.2

Created Date: 2020-06-01/ updated date: 2020-06-01
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    Summary
    慶應義塾大学ソーシャル・ファブリケーション・ラボで開発された小型センシングデバイス「FabLogger」の概要、および利用方法についてまとめます。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • FabLoggerは「ものの使われ方」を計測するために開発されたセンサーです。

            デジタルファブリケーションを用いて「作った」ものが、生活の中でどのように「使われて」いるのかを調べることによって、その価値を可視化することを目標としています。

            サイズは500円玉より一回り大きい程度と小型であり、市販のボタン電池一つで1カ月ほど持続するため、さまざまな場面で利用できます。
              • 直径:36mm
              • 厚み:9mm
              • 加速度・角速度・地磁気センサー
              • 温度・湿度センサー
              • 照度センサー
              • サンプリング周期:500ms~30min
              • 取得期間:~1カ月程度以上(サンプリング周期による)
              • CR2032コイン電池1個
              • BLEによりPCと通信(測定パラメータ指定、データ取り出し)

              実測による消費電力は次の通り。
              • 電源OFF時待機電流:24uA
              • 動作時・計測待機中:35uA
              • 動作時・計測中(Beacon 3s間隔、センサ・サンプリングレート2s時):620uA
            • FabLoggerを利用するためには、ドングルとPCを接続する必要があります。ドングル側の規格はminiUSBです。
          • FabLoggerは専用のケースに入っています。
            • 白いボタンで電源の管理をします。
              • 一度押すとLEDが1回だけ点滅し、電源ONになる。
              • 電源ONの状態で3秒以上長押しすると、LEDが2回点滅して電源OFFになる。

              使わないときは必ず電源OFFにするよう心掛けてください。電池が消耗してしまうので……。
            • 白いボタンの反対側に、コイン電池を入れるスロットがあります。電池を入れ替える際にはケースを裏返し、スロットごと抜き出します。
            • コイン電池はプラス極(文字や記号が印字されている面)がケースの裏面を向くように配置してください。写真の通りに配置し、そのまま入れれば正しい向きになります。
          • FabLogger Managerを起動し、FabLoggerとの通信を行います。
            • FabLogger Managerを起動するためには、ドングルとPCをminiUSBケーブルで接続する必要があります。

              接続された状態で、アプリケーションを起動してください。
            • 起動に成功するとこのような画面になり、周囲にある起動済みのFabLoggerがリストとなって表示されます。
            • FabLoggerが複数ある場合、固体判別のためにLEDを点滅させることができます。 

              任意のFabLoggerを選び、下部メニューの「Blink LED」をクリックすると、選択されたFabLogger表面のLEDが一定時間点滅します。
          • 使うFabLoggerを選び、下部メニューの「View/Control」をクリックすると、設定画面が別ウィンドウで開きます。

            Stateはそれぞれ、
            • Idle:待機中
            • Recording:計測中
            • Recorded:計測後、データダウンロード済み
            であることを表しています。
            • URN:FabLoggerの個体識別番号(未実装)

              Measure Interval:計測を行う間隔。0.1sec~30min。「Button」はFabLoggerのボタンを押したときだけ計測する

              Measure Samples:計測を行う回数。Measure Intervalが「Button」の場合、ここでの指定は無効となる

              Totla Time:全ての計測にかかる時間

              End Time:計測が終了する時刻

              Comment:任意のコメントを記入できる。過去のコメントはItemDept上の「History」に保存されていく(未実装)
            • 「Configure」をクリックすると、計測項目の詳細を選択できます。

              チェックボックスを埋めると計測を行い、チェックを外すと計測を行いません。
              → Tempreture 温度/Humidity 湿度/Light 照度/Acceleration 加速度 /Gyroscope ジャイロ/Magnetometer 地磁気

              加速度とジャイロの計算精度を選択できます。
              → Accelerometer/Gyroscope


            • 用途に応じて各項目を設定したのち、青色の「Start」ボタンをクリックすると計測を開始します。計測中はStateがRecordingとなり、アイコンやウィンドウの色が赤く変化します。
            • なお、FabLoggerのボタンはセンサーデータの強制取得ボタンを兼ねており、Measure Intervalに関わらずボタンを押した時点でのデータを取得します。

              そのため、データロギング中はボタンを長押ししてもOFFになりません。従って、電源をOFFにできるのは、本体がIdle状態のときだけになります。
          • 指定した計測時間が経過するか、計測中に「Stop」ボタンを押すと計測が終了し、「Download Data」をクリックすることができるようになります。
            • Download Data:計測したデータをアプリケーションで取得する。選択後、以下のメニューが選択可能になる

              Graph View:計測データのグラフを見ることができる

              Upload to Server:計測データを専用サーバーにアップロードする(未実装)

              Clear Data:FabLogger内部の記録データを削除する。選択後、FabLoggerはIdle状態に変化する

              Export CSV:取得データのcsvファイルをPCに保存する
            • 計測したデータを折れ線グラフで見ることができます。

              「Refresh」を押すと、そのときチェックがついている項目だけのグラフに更新されます。
            • 取得したデータに応じてCSVデータが書き出されます。
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          References

            Usages

              Project comments

              • No.001karausaPosted date: 2023-09-27
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              • No.002kelseyradleyPosted date: 2023-10-26
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