化石をスキャンした0Artec社の3DスキャナArtec EVAを使用して化石をスキャンした。照明を調整して映りやすくした。複雑な形をしているので、化石の置き方を変えたり、いろいろな方向からスキャンしたりした。Add Annotation Order
スキャンデータの編集をした0Artec社のソフトウェアArtecStudioを使ってスキャンデータの編集を行った。ゴミ取り0複数のスキャンデータからゴミ取りを行った。化石を置いていたテーブルなどの化石以外の部分(ゴミ)を削除した。位置合わせ0複数のデータの中で共通する部分がちょうど重ね合うようにデータの位置を調整した。もう一度スキャンした0位置合わせをしたデータと実物の化石を見比べてスキャン出来ていない部分のデータを得るためにもう一度スキャンを行った。ここで得たデータも同様に、ゴミ取り、位置合わせを行った。メッシュ化0複数のデータをつなぎ合わせて一つのメッシュデータにした。(自動処理)Add Annotation Order
3Dプリントするためのデータ修正0Materialise社のソフトウェアMagicsを使用してデータの修正を行った。穴埋め0立体データの穴埋めを行い、3Dプリント可能な状態にした。分割03Dプリンタの造形エリアに収まるサイズにするためにデータの分割を行った。中空化、抜き穴作成0データの内部を中空にして、抜き穴を作成した。こうすることによって内側の材料を取り除き再利用できるため、材料の節約になる。Add Annotation Order
レプリカの作製03D systems社の石膏パウダータイプ3DプリンタProJet460を使用してレプリカを作製した。造形物の仕上げ0造形が終わったら、周りに付いた粉を取り除いた(デパウダー)。その後、アロンアルフア201を含浸させた。分割パーツの接着0分割して作ったパーツを接着し一つにした。Add Annotation Order
3Dプリンタで化石のレプリカ作り実演in山形県立博物館2016年5月3日に山形県県立博物館でDプリンタの実演を行った。当日の様子は、研究室のホームページにまとめてあります。http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/2016/05/10/fossil-replica/
山形県立博物館 企画展「化石」-太古の不思議な生き物たち-平成28年2月27日(土)~5月8日(日)、山形県立博物館の企画展の中で触ることができる展示として使用された。http://www.yamagata-museum.jp/event/h27/kaseki/企画展は終わってしまいましたが、県立博物館の出張授業などで活用してもらっています。盲学校の生徒さんや先生方にも好評だったそうです。
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