Artec社の3DスキャナArtec EVAを使用して化石をスキャンした。照明を調整して映りやすくした。複雑な形をしているので、化石の置き方を変えたり、いろいろな方向からスキャンしたりした。
最新3D技術で太古の生物を蘇らせよう
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最新3D技術で太古の生物を蘇らせよう by AzusaSaito00 is licensed under the Creative Commons - Attribution-NonCommercial-ShareAlike license.
Summary
3Dスキャナを使い非接触で化石を立体データ化し、3Dプリンタでレプリカを作製する。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- Artec社のソフトウェアArtecStudioを使ってスキャンデータの編集を行った。
- 複数のスキャンデータからゴミ取りを行った。化石を置いていたテーブルなどの化石以外の部分(ゴミ)を削除した。
- 複数のデータの中で共通する部分がちょうど重ね合うようにデータの位置を調整した。
- 位置合わせをしたデータと実物の化石を見比べてスキャン出来ていない部分のデータを得るためにもう一度スキャンを行った。ここで得たデータも同様に、ゴミ取り、位置合わせを行った。
- 複数のデータをつなぎ合わせて一つのメッシュデータにした。(自動処理)
- Materialise社のソフトウェアMagicsを使用してデータの修正を行った。
References
Usages
3Dプリンタで化石のレプリカ作り実演in山形県立博物館
2016年5月3日に山形県県立博物館でDプリンタの実演を行った。当日の様子は、研究室のホームページにまとめてあります。http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/2016/05/10/fossil-replica/山形県立博物館 企画展「化石」-太古の不思議な生き物たち-
平成28年2月27日(土)~5月8日(日)、山形県立博物館の企画展の中で触ることができる展示として使用された。http://www.yamagata-museum.jp/event/h27/kaseki/企画展は終わってしまいましたが、県立博物館の出張授業などで活用してもらっています。盲学校の生徒さんや先生方にも好評だったそうです。
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