トランプツリーを作ろう

Created Date: 2021-11-25/ updated date: 2021-11-25
    Owner & Collaborators
    License
    Summary
     風通しと日光遮断の両方の点を鑑みつつ、小動物が休憩できることを考慮し試行錯誤した結果、我々は自然界の木を模倣し、「トランプツリー」を作りました。
     作品全体が1種類のユニットから成り立っているため、分解して持ち運びやすく、誰でも簡単にトランプツリーを作ることができます。部分的な構成は自由にアレンジすることが可能です。
     この日除け構造体の最大の特徴は、作品自体に皆さんとの相互作用的な要素を持たせながら、「日除け」と「風通し」、「小動物が入れる」という点を満たしていることです。自分が思う理想の木を、この「トランプツリー」で実現してみてはいかがでしょうか。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • トランプを3回折り、構造の主となるユニットを作ります。
            構造に使われる全てのユニットは「1種類の折り方」によるカードのみで構成されます。
            カードの一方の先端を内側に折り込み、
            もう一方を外側に、先程の方向と逆の方向に折ります。
            • 4つのユニットと、ドライジョイントとしてヘアピン(クリップ)を4本を用意します。
              折り込んだ2つの翼のような形をしたものを外側にし、
              大きい三角形側をもう一方のユニットに組み合わせます。
              単純な折り方のユニット同士を組み合わせ、幹を構成する1つの構造体を作ります。

              • 作った構造体を縦に重ね合わせ、自立して全体を支える「幹」を作ります。
                幹は構造体を4つ〜6つの間で重ねて作ると良いでしょう。
                (⚠︎高すぎると倒木の可能性あり)
                幹の根本の部分にカードを加えて補強することも可能です。


                • 先ほどと同様に4つのカードユニットと、ヘアピン(クリップ)を用意します。ユニットの1つしか折り込んでいない側の右端を合わせていきます。
                  4枚合わせることで、冠のようなものができます。
                  これを作成した幹に被せることで、樹冠が完成します。
                  • ユニット(16枚か20枚、24枚くらいが目安)と複数のヘアピン(クリップ)を用意します。
                    樹冠から伸びているところにヘアピンやクリップを用いて、ユニットを点対象に、四方向に満遍なく付け加えていきます。分解した際には、葉を一つ一つ重ねて楽に持ち運べます。

                    葉の作り方にこれといった規定やルールはありません。葉の制作に関して、私たちは上記の1例を紹介するに留まりたいと考えます。
                    作る人それぞれが、「こんな木があったら面白いな」というような自由な発想のもとに、楽しみながら試行錯誤の中でオリジナルの「木」を作ることが可能です。
                    Add Card Order

                    References

                      Usages

                      • 完成品がこちらです。作品の全体が1種類のユニットから成っているため、分解や持ち運び、設置が容易です。平面に設置して、涼しい日除けスペースを作ることができます。
                        また葉の部分は設置する人が自由に構成をデザインできるので、発想力や創造性を刺激するような作品となっています。ぜひ楽しみながらご自分のトランプツリーを作ってみてください。

                      Project comments