簡易シルクスクリーン(Tシャツ編)

Created Date: 2016-07-08/ updated date: 2018-10-23
Owner & Collaborators
License
Summary
【ゆるファブレシピ】
カッティングマシーンを使用して版を作る、簡易的なシルクスクリーンのやり方です。
自分のオリジナルのTシャツを作って、Usagesに投稿してね。

Memo

インクについて(原田調べ)

posted by AkihoHarada on October 28, 2016
■水性インク
[1]しみこむタイプ
○…乾燥が早い、[2]より目詰まりまでの猶予が長い、店頭で手に入りやすい、細部もきれいなラインで仕上がる、粘度が低くて刷りやすい、さらっとした触り心地、バリエーションが豊富
×…色落ちが激しい、裏うつりする、目詰まりしやすい、ミスすると落ちない
[2]しみこまないタイプ(生地の上に乗る)
○…乾燥が早い、細部もきれいなラインで仕上がる、裏うつりしない、さらっとした触り心地、色落ちしない
×…かなり詰まりしやすい、店頭で手に入りにくい、[1]より粘度が高くて刷りにくい、バリエーションが少ない、ミスすると絶対に落ちない
■油性インク
○…熱処理するまで硬化しない、目詰まりしない、ミスしてもある程度落とせる、木版が傷みにくい
×…工程が多い、使う道具の種類が多い、細部がヨレる(要コツ)、べた塗りがきれいに出ない(要コツ)、かなり粘度が高くて刷りにくい、ごみが多い
?…入手しやすさ、ラバーのような仕上がり、バリエーション


~まとめ~
Tシャツもそのうち木版も捨てるつもりなら[1]。(インクのタイプにより)質はよくないがお手軽。
個人的な好みだが、ある程度要領をつかめば[2]がTシャツ向き。インクの定着がとてもよく、長期で使用できるものに仕上がる。厚塗りしすぎても、使用していけば程よく落ちる。
重めのラバーのような質感が良ければ(このように同じ版を酷使するような方法では特に)断然油性インク。版にはすごくやさしい。インクの扱いは慣れればまあまあ・・・おおよそいいけどたまに困る。道具と手間の多さにお手軽感はゼロ。

Comments