Oh-Laser HAJIMEの使い方

Created Date: 2015-12-24/ updated date: 2016-05-28
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    Oh - Laser HAJIMEの使用マニュアルです。FabLab SENDAI - FLAT の使用環境に合わせた内容なので、同機種でも使用方法が異なる場合があります。あらかじめご注意ください。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • デスクトップにある”HARUKA”のアイコンをダブルクリックし、ソフトを立ち上げる。

            Illustratorからデータを送る前にHARUKAを立ち上げておかないと、Illustrator-HARUKA間の通信がうまくいかないので注意!

            また、ソフトが起動中にHARUKAから許可を求められたら”はい”をクリックすること。
            • 1. Oh-Laser HAJIMEの電源を入れる(本体にある白いボタンを【長押し】)
              2. Adobe Illustrator を起動する
              • 1. 金属製のハニカムテーブルの上に材料を置く
                2. 材料が薄い・軽い・反り返りのある場合は文鎮で端を押さえて平らにする
              • 1. 白い円柱形の定規をレンズと材料の間にセットしてピントを合わせる
                 白いねじを左に回すと緩み、右に回すと締まる
                 この時、【レンズには直接手を触れず】、必ずサイドを挟むようにして上下に動かす
                2.定規を元の場所に戻す
              • ・レンズやミラーに直接手を触れないこと。むき出しの状態なのですぐ傷がつきます。
                ・指輪をつけたまま、ペンやピンセットを持ったままレンズ周りの操作を行うのは危険です。レンズに傷がつかないよう十分配慮して扱ってください。
                ・紙や薄手のアクリル板などを加工する際は、下に捨ててもいい板を敷くと加工がスムースです。
                ・アクリル板は保護紙を剥がさずに加工されることをお勧めします。(ハニカムテーブルのヤニが付着する恐れがある為)
                ・ハニカムテーブルは薄い金属でできているので、優しく扱ってください。
            • 1. Adobe Illustrator で「ファイル」→「開く」をクリックし、AIファイルを開く
              2. 加工方法に合わせてオブジェクトの色と線の太さを設定する
               カラーモード:RGBモード
               切断加工したい線:R:255, G:0, B:0 0.25pt
               彫刻加工したい面:R:0, G:0, B:0
               ※グループ化は必ず解除すること!

              • HARUKAはアートボードごとデータを読み込むので、あらかじめデザインの周りに余白を残さないように、アートボードの大きさをデザインぴったりに合わせておく。

                1. ファイル > ドキュメント設定をクリック。
                2. メニューから”アートボードを編集”をクリック。
                3. アートボードのサイズを変えられるようになるので、デザインに合わせて余白を縮める。

                1.  Adobe Illustratorで彫刻加工したいオブジェクトを選択(彫刻•切断どちらも)
                2. 「ファイル」→「スクリプト」→「HAJIME-plugin_V12」をクリック
                3. HAJIMEコントロールソフト「HARUKA」へデータが渡される。(読み込みに多少時間がかかる場合がある)
                4. うまく読み込まれればHARUKAの画面に送信したオブジェクトが表示される。
                5. ※エラーが発生した場合は一度パソコン自体を再起動してやり直す
                1. 画面左下のレーザーボタンを押す。
                2. レーザーボタンが赤くなり、HAJIMEのレーザーポインタが起動する。
                3. ドラッグアンドドロップでデータを動かし、加工開始位置を調整する。
              • 加工素材のリストよりレーザー加工したい素材を選択する。
                もしリストに素材の名前がない時は、以下の手順が必要になる。

                1. 加工素材を”カスタム(ユーザ)”にする
                2. パラメータ編集ボタンをクリック
                3. 右写真3枚目のようなウィンドウが表示されるので、パラメータを変更。(詳しくは下記参照。)
                4. 保存をクリック
                5. 再確認ウィンドウが出るので”はい”を選択。

                注意:パラメータを変えた時は、まず小さい四角などのテストカットをして、ちゃんと切り抜けるのを確認してから、本番に望むこと。




              • すでにリストに素材があった方は読み飛ばしてOK!

                各パラメータの意味
                彫刻レーザーパワー:彫刻加工のレーザーの強さ
                切断レーザーパワー:切断加工のレーザーの強さ
                (パワーは、数値が大きくなればなるほど深く彫れる。)
                彫刻回数:彫刻を行う回数、通常は1回
                切断回数:切断を行う回数、通常は1回だが、2にすると二度切りする
                白黒反転彫刻を行う部分を反転する
                彫刻速度彫刻加工のスピード
                切断速度切断加工のスピード
                (速度は、数値が小さくなればなるほどゆっくり動くので深く彫れる。)
                移動速度レーザーを出していない時のヘッドの移動スピード
                縦解像度彫刻加工の解像度(上げるほど、加工は早く終わるが、彫刻は荒くなっていく)
                1. レーザー加工開始位置・パラメータの設定がすべて完了したら、蓋を閉めて排気のスイッチを「ON」にする
                2. HARUKAの「加工開始ボタン」(再生ボタン)をクリック
                3. パラメータ再確認のウィンドウが出たら「はい」をクリック
                4. レーザー加工が開始される
              • HARUKAが起動しない
                ・HARUKAが一瞬起動するもののすぐ消える
                ・「データ変換中にエラーが発生しました」というウィンドウが出る
                →パソコン自体を再起動してデータを送信し直してください

                ・切断加工中、切った跡が異様に焦げ付いている
                →ピント合わせがずれている可能性があります。レンズと材料の距離を確認してください。

                ・切断加工中、材料の端が反り上がってきた
                →ピントが合わなくなり、発火する恐れがあります。あらかじめ文鎮などで重石をしておくか、電源ボタンを一度押して作業を停止してください

                ・火が出た。挙動がおかしい。
                →レーザーカッター本体の電源ボタンを一度押して作業を停止してください
              • 1.レンズの周り(レンズ以外)をウェットティッシュで拭いてヤニを落とす
                2.ハニカムテーブルの上に残った細かな端材をハンディ掃除機で掃除する
              • 1.綿棒にレンズクリーニング液を染み込ませて、レンズの表面を優しくふき取る
                2.レンズを裏返して、裏側も優しくふき取る
                ※力強くこすると表面に細かな傷ができます。絶対に強く拭き取らないこと!
              • 1.ハニカムテーブルの上に残った細かな端材をハンディ掃除機で掃除する
                2.端材を細かく砕いてゴミ箱に捨てる
                3.大きな端材は自分で持ち帰る(原則素材はすべて持ち帰りです)
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