作製する際の工夫点
Fusion360(3D-CAD)でモデリングする際は、全体を立体として捉えやすくしながら、作製時の見通しを持たせるために平面図と側面図の2つの写真を挿入し、パイプの形を写真に合わせて整えていくことで体を作製した。作製する際は、顎、頭部、胸部、腹部、脚、触覚に分けて作製した。より昆虫らしく作製するために、顎、頭部、胸部、腹部をそれぞれの部位ごとにパイプから作成する、対称やコピー、反転などのコマンドを用いることで作業効率を上げるという工夫や脚と触角はフィラメントで出力するには細く、強度もなく、サポート等をはがす際に壊れてしまう可能性があったため、脚は太さの異なるプラ棒を接合したり、曲げたりしながら製作する、触覚は真鍮線を曲げて再現するというような工夫を行った。
さらに、塗装の際はヒラタクワガタには全体に光沢が見られるため、光沢のでる黒色塗料を使って塗装することで再現した。