aroma chocolate[FUJIMOCK FES 2015 ]

Created Date: 2016-03-06/ updated date: 2016-04-01
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    Summary
    FUJIMOCKFES 富士山セッションで一番感じたこと
    それは、切り出したばかりの富士山のヒノキは、深くて濃い新鮮な香りと水分をたっぷり含んだ木肌の質感がとても心地よく、ほんのすこし前まで大地に根を張って生きていたそのヒノキは山の息吹そのものということだった。 この貴重なヒノキを材料に何が作れるか考えた時、自分が一番魅力と感じた「ヒノキの香り」に的を絞りたいと思い、自分が体感した切り出したばかりで乾燥させる前の新鮮なヒノキの魅力をなんとか伝えられる形に、しかも見た目にも楽しめるヒノキのアロマ雑貨を作成したいと考えた。
    ヒノキの香りは癒しだけでなく防虫効果も期待できる。虫の好きな匂いで引き付けて駆除する⚪︎⚪︎ホイホイよりも、見た目にも楽しいヒノキ材なら家のどこに置いてあっても嫌じゃない。
    そこで、モチーフを板チョコやチーズ、キャラメル、ビスケット、ガム等にし、小径の間伐材で加工しやすく、コストのかからない方法で加工し、それをリアルなパッケージングにすることで香りを閉じ込めると同時に、開封した時に視覚と嗅覚を楽しめるような仕上がりを目指したい。
    その中でも今回は板チョコを試作してみる。リアルなサイズ感と本物の板チョコのようにパキッと割れるようにできるかを試してみたい。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • ヒノキ材を60×150×7mm厚にカットしてもらい、ヤスリで面取り。
            切り出しから時間が経過しているのでこのヒノキは乾燥している。香りはもちろん残っているが、実際には乾燥前の新鮮なハンパない香りを放つヒノキが理想。
            • Fusion360で作成したデータで、とりあえずお試しで加工。
              1時間かからない程度で仕上がった。
              できてみると若干厚いと感じたので、本番用の木材は5mmに薄くしてもらった。
            • Fablab鎌倉の駒野さんに、5mm厚程に薄くした板とデータを託して加工を依頼。
              後日、明治チョコレートと同じレベルでキレイに仕上がった「ひのきのチョコレート」を郵送していただいた。
              実にキレイに加工されていて、本物さながらにパキッと割れそう。
              • リアルにできたアロマチョコをリアルにパッケージングする。
                アロマチョコをアルミホイルで包み、その上からイラレで制作したデザインデータをレーザーコピーで出力してカットしたものを巻く。
                アロマチョコの出来上がり。

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