片手で切り絵を快適にする自助具

Created Date: 2024-09-01/ updated date: 2024-09-01
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    Summary
    脳卒中により左片麻痺を有している方が、切り絵に取り組まれていました、
    その方と息子さんで工夫して、洗濯バサミや文鎮を用いた切り方で取り組まれていましたが、切りたい位置に紙を設置できていませんでした。
    そのような状況で、片手で切りたい位置に対象を空間に設置できる自助具を製作し、それにより、姿勢の崩れや疲労を軽減して取り組むことができています。
    この自助具の重要なパーツを3Dプリンターで製作しています。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • 脳卒中等により片麻痺となった方々は、片手でさまざまな活動に取り組まれていることが多いです。
            今回の片手で紙を切るという行為は、切る対象の固定が難しく、うまく切れないだけでなく、姿勢の崩れや疲労が生じやすくなる。
            対象者は、片手で切り絵に取り組まれていたが、うまく切れない中で、真面目な性格もあって一生懸命取り組まれていた。

            • 脳卒中後の左片麻痺により、紙を切る際は、紙を固定することができず、うまく切れないだけでなく、姿勢の崩れや疲れが生じていた。
              現状としては、洗濯バサミや文鎮を用いて左手の代わりに紙を固定していたが、それを自身でする際に多大な時間を要する、うまく調整できないという状況であった。
              そのような中であっても、対象者は、デイサービスで取り組んでいる切り絵を自宅でも熱心に取り組まれていた。
              年齢や病気の状態から、心身の機能面の向上ではなく、環境面から活動の改善をする必要があった。
              • 【必要な改善点】
                ・自分自身で簡単に会を固定することができる
                ・切りたい向きに合わせて位置調整が容易にできる
                ・空間に紙を保持することができる
              • 自分自身で切りたいところをマグネットを活用して固定することができる。
                空間に設置できていることで、紙を切りやすくなり、自分が紙に合わせるのではなく、紙を切りやすい位置に合わせることが可能となった。

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