Laurus 3Dコンテストへ向けて授業の記録

Created Date: 2018-10-02/ updated date: 2018-10-18
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    Summary
    ローラスインターナショナルスクール
    FAB3Dコンテストへ向けて授業の記録 STEM授業:2年生:13人、3年生:3人
    アフタースクール3Dプリンタクラス:1年生:1人、2年生:2人、3年生:1人

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • ・2年生、3年生は、これからスクールで行われる「サイエンスフェア」で発表するマイプロジェクトがあり、夏休みにそれぞれ研究したテーマからプロトタイプを作ってみることになりました。
            「PLAN&DESIGN」シートにマイプロジェクトについて、どんな問題があるのか、どう解決できるか、という問いから、どんなプロトタイプを作るかを描きました。

            ・アフタースクールの3Dプリンタクラスでは、自分の作りたいもの、家族が欲しいもの、先生がクラスで困っていて欲しいものなど、家族や先生にインタビューをして好きなテーマを選びました。



            • 3年生、3DプリンタクラスはTinker CADを学んだ経験があり、少し復習をしてすぐに自分のデザインのモデリングに取り掛かりました。

              2年生はTinker CADへログインする方法から学び、いくつかのチュートリアルを練習しました。マウスに慣れていない子が多く、すべてトラックパッドでする生徒もいました。

              ログインがしやすい様に、担当の先生が生徒一人一人にIDとパスワードが記入されたカードをを作り工夫されていました。
              • ・初めてTinker CADを使ってみる2年生たちは、まだ授業で立体について習っておらず、サイズや角度を変える操作など数値になると難しそうでしたが、Tinker CADは直感的にも動かすことが出来るので、回数を重ねると徐々に慣れて来ました。

                ・Tinker CADを使った経験がある3年生と3Dプリンタクラスの生徒たちはデザインが決まると早速そのモデリングを始めました。
                Tinker CADにはパーツになっている部品もあり、それらを使ってみる生徒もいたり、細かいパーツまで自作する子もいました。
                • 3Dプリンタクラスは早くモデリングが終わった生徒から印刷することが出来ました。
                  Tinker CADのデータをSTLに変換して、フィラメントの種類、温度設定なども学びながらプリンタへ転送、出力をしました。

                  設定温度を聞いた生徒は「やけどしちゃうね」と危険を認識しながら「マグマの温度はどれくらい?」との質問が出たのでついでに調べてみました。子どもたちが思い浮かべる疑問は新たな学びを増やしてくれます。

                  自分で設計したものが実際に形になるところを見るのは、ワクワクする瞬間で大人も子供もテンションが上がりました。このワクワクが、また更に学びたい気持ちとなって、勉強が楽しいものとなるきっかけになると思います。
                  • 多くの生徒が出力をする前に、スクールにあるプリンタが2台とも故障してしまいました。
                    最後の出力というところで絶望的。。

                    授業の時間も残りわずか。
                    2年生はTinker CADの練習から、自分のデザインのモデリングに取り掛かれている子はわずか。多くの子が出品出来ないかもしれないという状況になってしまいました。

                  • 学校で出来なくなったプリントアウトをするにはどうしたら良いか、協力ファブ施設で出力をさせていただくか問い合わせていたところ、担当の先生が3Dプリンタを修理をしてくださって、1台復活!出力が可能になりました。

                    同時に生徒たちも週末のhome workでモデリングを頑張って来ました。


                • 3Dプリンタで出力まで出来た生徒、Tinker CADでモデリングまで出来た生徒、デザインまでになった生徒、出来たところも一人ひとり違いました。
                  得意な部分も皆違い、デザインに凝った生徒、モデリングを凝った生徒、記録のフォントを凝った生徒などそれぞれのこだわりが見られました。
                  Tinker CADが気に入って、家でコンテスト作品以外にも沢山モデリングして楽しんでいる生徒がいたり、苦手意識が大きくて戸惑っていた生徒も少しのフォローで「出来た」という体験により自信を持つことが出来て、その後は他の生徒にアドバイスを始める姿も見られました。今回の体験が今後色々な事に生かされていくのではと感じました。
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