- フェイスシールドが大量生産を安定して出来るようになる前、3Dプリンターが活躍した。私はここから3Dプリンターの有用性が光る条件として
- 設計から出力までのスピード感
- ニーズに合わせたオーダーメイド的なデザインが可能
そう考えると、3Dプリンターが最も有効的に活用できる場面というのは、身近な小さな課題を解決するときなのではないだろうか。上の二点を考慮した結果、社会問題などの大きなテーマを扱おうとするよりも、身近な課題を発見し、確実に改善に結び付ける方が結果的に3Dプリンターの長所を生かすことが出来ると考えた。 - DGsの12番目に「作る責任、使う責任」がある。その中でも、作る側、使う側の責任として、物を大切に使うことで新しいものをどんどん作るのではなく、長く使っていくという考え方に影響を受けた。これに関連して、「長持ちさせるための保護ツール」というジャンルは3Dプリンターの長所を生かしやすく、循環型社会の促進に寄与出来るテーマであると考えた。既製品を保護する製品を作成することで、使い捨てを減らし長く使えるように出来るということだ。これらを踏まえて、「保護ツール」「身近な課題」「不便」などをキーワードに解決すべき課題を探すことにした。
- ニーズに合ったオーダーメイドの製品を作ろうと考えたので、自分がいま困っていることがないかをリサーチした。部屋の中を見回してみるとふと、地面に散乱する充電コード達が目に入った。ベッドの横の配線は昔から気になっていたし、先端部分が潰れてしまったりしてよく壊してしまっていたのを思い出したため、この問題を解決したいと考えた。近年ではほとんどの人が充電を要する端末を扱っているため、同じような状態になっている人は多いのではないかと感じたので調べることにした。
- 調べてみると、スマートフォンの充電コードをそのままにしておくことで水に触れた際に燃焼した。など、事件の事例が数多くあることが分かった。リスクとしては、接続部分の金属からの発火、ケーブルと金属のつなぎ目が折れることで発火、など先端部分のトラブルが多いことが分かった。
- 今まで出てきた
- 床に散乱しないようにする
- 先端の破損を防ぐことで寿命をのばす
さらにこれだけでは面白くないので、デザイン的にかわいらしく、オブジェとしても機能するように顔をつけたデザインにすることにした。
lightningケーブルホルダー

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充電ケーブルが床に転がってて何が何だか分からなくなってきた、、という状態のひとは私だけだはないはず。ベッドの下に転がっているケーブルを何とかしたいという身近な課題を解決すべく、ケーブルをすっきりさせ、かつインテリアとして機能するものを作りたいと思い制作した。
SDGsの12番目に「作る責任、使う責任」がある。その中でも、作る側、使う側の責任として、物を大切に使うことで新しいものをどんどん作るのではなく、長く使っていくという考え方にも影響を受けた。この製品を作成することで、壊れがちな充電ケーブルを保護し、長く使えるようにしたいと考えた。

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Usages
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