FAB 3D CONTEST 2016:荊棘のゆりかご

Created Date: 2016-10-30/ updated date: 2018-03-13
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    Summary
    FAB 3D CONTEST 2016 カテゴリー4  応募作品
    《荊棘のゆりかご》 卵を守るための棘形状が特徴的なので、《荊棘(いばら)のゆりかご》と名付けた。
    ただの卵落とし装置ではなく、3Dプリンタを使ったパッケージという点を考慮して、
    自分なりに以下の4点を満たすことが必要だと考え、今までにないような卵パッケージ制作に挑戦した。 1. 視認性がよい(卵が入っているかどうかが分かること)
    2. 繰り返し使える(壊れることで力を逃がすという考えをしない)
    3. 全方向対応(パッケージだから、いつ・どの向きで落ちるかわからない)
    4. 3Dプリントならではの形状(紙で再現できるものはやめる) https://youtu.be/mGzCavOh05Y

    Memos

    • 【失敗その1】初期アイデア《バネ》

      posted by Kawachang on October 30, 2016

      最初のアイデアは硬い殻の中でバネに包まれた卵がフローティングし、

      落下の衝撃を緩和する、というもの。


      しかし、3Dプリントをすると、バネ部分のサポートが取れなかったので別のアイデアに変更。

      また、外側の殻も細すぎたので改良。

    • 【失敗その2】サポート材の出力ミス

      posted by Kawachang on October 30, 2016

      初期アイデアのバネが上手くいかなかったので、ある程度の太さがある形状で卵を支えることにしました。

      しかし、空中に浮いている上側の部分は印刷の揺れできれいにサポート材が出力されず、印刷できない・落下で壊れてしまう結果に。

    • 【失敗その3】尖った形状への応力集中

      posted by Kawachang on October 30, 2016

      卵を支えるパーツの尖った形状へ応力が集中し破壊の原因となっていた。

      さらに、壊れた部分が卵に突き刺さる残念な結果に・・・・。


      そこで、尖った形状をなめらかな形状へ変更し、応力集中を防ぐことにした。

    • 【失敗その4】3Dプリントの積層方向による破壊

      posted by Kawachang on October 30, 2016

      卵を支えている部分に力が加わってしなる予定だったが、しなりの向きと積層方向が重なってしまい、すぐに壊れてしまった。


      本(上下で10本)の支えを一体型で出力すると、積層方向をしなりに耐えられる向きで揃えるのが難しいため、組み立て型にすることにし、1本ずつ出力した。

      このようにして、