IoT 7segディスプレイ for ESP32

Created Date: 2022-07-23/ updated date: 2023-04-08
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    Summary
    IoT 7segディスプレイ for ESP32は、4桁の7seg LED二つを搭載した情報表示用の基板です。別途ご用意していただくESP32 DevKitCボードを背面に刺して使用します。
    7segLEDは、フルドットのLCDに比べれば情報量は少ないものの、夜でも明るく視認性が非常に高いため、場所や時間を選ばずに設置できます。またWifiを搭載しているESP32は、IoTデバイスとして広く利用されているので、工夫次第でさまざまな利用方法が考えられます。
    本記事では、この基板の紹介とともに、時計、温度、湿度、気圧を表示する使用例を紹介します。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • 本基板の特徴を紹介します。
            隣に表面、裏面の写真を参考までに掲載します。
            • 4桁、各桁ドット付き、中央コロン付き、3桁と4桁の真ん中上のドット付きのLEDを上下二つ搭載。時計、温度、小数など、さまざまな数値表示が可能。
              なお、LEDの色は上側が白、下側が橙となっています。
            • 安価で入手性が高いのに高性能なESP32。さらにwifi, bluetoothにも対応しており、多様なアプリケーションに対応可能です。
              I2Cや、ダイナミック点灯に使わないGPIOも引き出して、基板の下側に端子を用意しました。他のセンサーやSwitch/LEDなどを追加することも可能です。
            • シックな黒ベースの基板、6.6cm四方の正方形というコンパクトな形状で、裸のまま設置しても違和感のないデザインを目指しました。
              また、基板の四隅に取り付け穴がありますので、Fab作品の一部品としても利用しやすくなっています。
          • 本基板を使用するのに、他に必要な電子部品を入手します。
          • Arduino IDEを用いて、ESP32にプログラムを書き込みます。
            • 上記の時計、温度計の用途のプログラムをGithubに置いてあります。こちらからダウンロードしてください。

              Arduino IDEを使って、プログラムをESP32に書き込む方法については、Webに情報がありますのでここでは割愛いたします。

              また、他の用途に使うためにファームウェアを別途開発する場合、上記のプログラムを参考にしていただければと思います。
            • 本ファームウェアでは、時間情報をネットから取ってくるため、ESP32をwifiに接続する必要があります。ESP32には、携帯アプリを使って、wifi情報を転送する仕組みがあります。
              iPhoneをお持ちの場合、まずEspressif Esptouch というアプリを、AppStoreから入手します。
            • 電源を入れ、上の段の最初の桁に「.」のドットが点滅したら、アプリからの転送待ちになります。
              以下の順で、設定していきます。
              1. 携帯を2.4GHzのwifiに接続
              2. EspTouchを起動。立ち上がり時に位置情報の取得を許可
              3. EspTouch/EspTouch V2 二つの選択では、EspTouch を選ぶ
              4. 上の画面になるので、今繋いでいるwifiのPasswordを入力して、下の「Confirm」を押す
              5. しばらくすると接続したとアプリにメッセージが表示され、基板のLEDに「C」の文字が表示される
          • 以下は、作り方を忘れないための私の備忘録です。
          Add Card Order

          References

            Usages

              Project comments