1. Title(自助具タイトル)0セロハンテープを活用し、片手でごみ袋の袋口を閉じることのできる自助具自助具名:テープで閉じるんるん♪https://www.youtube.com/watch?v=k0glg8BGT-0Add Annotation Order
2. For From(対象者)0 本自助具は、脳卒中後の片麻痺者や上肢切断者など、片手での生活を余儀なくされている方を主な対象としている。また、加齢に伴う筋力低下や関節疾患などにより、両手を使用することは可能であるものの、袋口を結ぶといった両手での細かな操作が困難な高齢者の方にも活用できる事を想定している。 さらに0 ごみ捨ては日常生活の中で繰り返し行われる基本的な家事動作の一つである。しかし、ごみ袋の袋口を閉じる動作では、袋口を保持しながら結ぶ、あるいは固定する必要があり、一般的には両手を用いて行われる。その為、片手のみで生活している方にとっては難易度が高く、家族や介護者へ依存せざるを得ない場面も少なくないと考えられる。 本自助具は、ごみ袋の袋口を片手のみで容易に閉じる事を目的として開発し、日常生活における自立支援と家事負担の軽減に繋がる事を目指した。Add Annotation Order
さらに0 ごみ捨ては日常生活の中で繰り返し行われる基本的な家事動作の一つである。しかし、ごみ袋の袋口を閉じる動作では、袋口を保持しながら結ぶ、あるいは固定する必要があり、一般的には両手を用いて行われる。その為、片手のみで生活している方にとっては難易度が高く、家族や介護者へ依存せざるを得ない場面も少なくないと考えられる。 本自助具は、ごみ袋の袋口を片手のみで容易に閉じる事を目的として開発し、日常生活における自立支援と家事負担の軽減に繋がる事を目指した。
3. Why(なぜ作成しようと思ったのか、そのきっかけ)0 本自助具を作成しようと思ったきっかけは、片手でごみ袋の袋口を閉じることのできる自助具がほとんど見当たらなかった為である。通常、ごみを出す際にはごみ袋の袋口を両手で結んで閉じることが一般的である。しかし、脳卒中後の片麻痺者や上肢切断者など、片手での生活を余儀なくされている方にとっては、袋口を保持しながら結ぶ動作そのものが困難であると考えられる。そこで、「結ぶ」という動作にこだわるのではなく、セロハンテープを用いて袋口を固定するという代替手段に着目した。テープで閉じる事で、結び動作を行う事なく袋口を閉じる事ができ、片手でも安全・簡便にごみ捨てを行えるのではないかと考え、本自助具の開発に取り組んだ。Add Annotation Order
4.How(どのように作成したのか)0 まず、ごみ袋をテープで閉じる一連の動作について作業分析を行った。その結果、「袋口をまとめる」「袋口を保持する」「セロハンテープを引き出す」「袋口へ巻き付ける」「テープを切断する」の5つの工程に分けられた。このうち、「袋口を保持すること」と「片手でテープを切断すること」が、片手操作における大きな課題であることが明らかとなった。作業分析から得られた課題により0 そこで、本自助具では「袋口を保持する構造」と「テープを切断する構造」の2種類の機能について検討した。保持部は、まとめた袋口を差し込むだけで保持できる形状とし、テープを巻き付ける際にも袋口が外れにくいよう、開口幅や内部形状を繰り返し調整した。 また、テープ切断部は、セロハンテープを片手でも円滑に切断できるよう、ギザギザ構造の大きさや刃の角度を試作と改良を重ねた。その結果、少ない力でも容易にテープを切断できる構造となった。右利き・左利きの双方に対応できるように、右利き用・左利き用の「テープを切断する構造」を各々作成した。追加記載・工夫0 通常、ごみ袋は袋口を両手で結んで閉じる事が一般的であるが、本自助具では結び動作の代替手段としてセロハンテープを用いて袋口を固定する方法を採用した。これにより、片手でも袋口を保持した状態でテープを巻き付け、一連の操作を円滑に行うことが可能となった。また、本体底面には吸盤を設け、机等の平滑面へ固定することで、操作中のぐらつきを抑え、安定した使用ができるよう工夫した。 更に、市販のセロハンテープを容易に取り付け・交換できるよう設計し、操作中にテープが外れないよう固定用の蓋を設けた。これにより、使用中の安定性を確保するとともに、多くの市販セロハンテープに対応できる汎用性の高い構造となった。製作環境0PC:Windows11CAD:Autodesk Fusion3603Dプリンター:Anycubic Kobra・Bambu Lab P1S(AMS 2 Pro Combo with Buffer)スライサー:UltiMaker Cura・Bambu Studioフィラメント:PLA片手でセロハンテープを切る場面(右利き用版)0組み立て方法0https://youtu.be/HSOlLk-p1zQAdd Annotation Order
作業分析から得られた課題により0 そこで、本自助具では「袋口を保持する構造」と「テープを切断する構造」の2種類の機能について検討した。保持部は、まとめた袋口を差し込むだけで保持できる形状とし、テープを巻き付ける際にも袋口が外れにくいよう、開口幅や内部形状を繰り返し調整した。 また、テープ切断部は、セロハンテープを片手でも円滑に切断できるよう、ギザギザ構造の大きさや刃の角度を試作と改良を重ねた。その結果、少ない力でも容易にテープを切断できる構造となった。右利き・左利きの双方に対応できるように、右利き用・左利き用の「テープを切断する構造」を各々作成した。
追加記載・工夫0 通常、ごみ袋は袋口を両手で結んで閉じる事が一般的であるが、本自助具では結び動作の代替手段としてセロハンテープを用いて袋口を固定する方法を採用した。これにより、片手でも袋口を保持した状態でテープを巻き付け、一連の操作を円滑に行うことが可能となった。また、本体底面には吸盤を設け、机等の平滑面へ固定することで、操作中のぐらつきを抑え、安定した使用ができるよう工夫した。 更に、市販のセロハンテープを容易に取り付け・交換できるよう設計し、操作中にテープが外れないよう固定用の蓋を設けた。これにより、使用中の安定性を確保するとともに、多くの市販セロハンテープに対応できる汎用性の高い構造となった。
製作環境0PC:Windows11CAD:Autodesk Fusion3603Dプリンター:Anycubic Kobra・Bambu Lab P1S(AMS 2 Pro Combo with Buffer)スライサー:UltiMaker Cura・Bambu Studioフィラメント:PLA
5.Outcome(結果)0 完成した自助具を使用することで、片手のみでも家庭用ごみ袋の袋口をセロハンテープで閉じることが可能となった。 自助具が袋口を保持することで、使用者は片手のみでセロハンテープを引き出し、袋口へ巻き付け、そのまま切断するまでの一連の操作を行うことができた。また、吸盤によって本体が安定して固定されるため、操作中に大きく動くことがなく、安全かつ円滑に使用することができた。 さらに、袋口を結ぶ必要がないため、握力や巧緻動作をそれほど必要とせず、短時間で袋口を閉じることが可能となった。これにより、ごみ捨て動作における身体的負担の軽減や、自立した生活の支援につながる可能性が示された。Add Annotation Order
【使用方法】① 吸盤で固定できる平滑な場所(机・冷蔵庫・カウンターなど)に本自助具を設置する。② ごみ袋の開口部を一か所に集め、本体の固定部へ挟み込む。③ 袋口を軽くひねり、テープを巻きやすい状態にする。④ セロハンテープを片手で引き出し、袋口へ1~2周巻き付ける。⑤ テープをカッター部へ押し当てて切断する。⑥ テープが十分固定されていることを確認し、ごみ袋を取り外して作業を終了する。
【使用上の注意】・吸盤が十分に固定されていることを確認してから使用する。・使用前に本体やテープカッター部に破損・変形がないことを確認する。・袋を過度に強く引っ張ると吸盤が外れる可能性があるため、適切な力で操作する。・セロハンテープのサイズによっては使用できない場合があるため、対応サイズを確認する。・ごみ収集センターへ確認したところ、家庭用ごみ袋の袋口をセロハンテープなどのテープ類で固定して排出することについては、特に問題ないとの回答を得ている。
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