FUJIMOCK FES 2015 Yonaka Solid Body Soprano Ukulele

Created Date: 2016-02-21/ updated date: 2016-04-02
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Summary
富士山から切り出した間伐材と幾つかのパーツを使用した、夜中に弾ける大きな音のしない、ソリッドボディのソプラノサイズ ウクレレの製作
Making solid body in Soprano size Ukulele from the timber from forest thinning logged in Fuji mountain and some parts .

Materials

    Tools

      Blueprints

        Making

        • Inkscapeでレーザーカッター用のデザインをします。ボディー、ネック共に、板を貼り合わせて厚みを作ることにしたので、2Dのデザインです。
          • ボディーは3レイヤー、ネックは2レイヤーに分けて、それぞれ別形状にカットするようデザインします。軽量化するために、真ん中と裏側のレイヤーはくり抜きます。プレーンSVG形式に変換し、Corel Drawで読み込んで、レーザーカッターへ出力します。
          • 時間がなかったので、家にあったウクレレの形状やフレット位置(本来は位置を正確に計算する必要があります)を敬意を表しつつそのまま踏襲させていただきました。すみません m(__)m 日本の老舗ウクレレメーカーキワヤ商会のFamous というブランドのものです。
        • 富士山で切り出して約15mm厚に切り出していただいた板。すっかり放置していたら、乾燥によりこのように反って、カビも生えてしまいましたので、製材していただきました。
          • 残念ながらレーザーが貫通せず、切断しきれない部分が多数残ってしまいました。ネックポケット部分も、レーザーカッター用のデーターに問題があったようで、切断されませんでした。そのため、ドリル、カッター、糸鋸等で、手作業で切断し、整形。この作業に、かなりの時間を費やしてしまいました。
            • まだペグ(弦巻き)を取り付ける穴が残っていますが、ようやくほぼ切断が完了しました。
          • 後で反らないように、板目を互い違いにし、クランプで圧着します。

            • 接着剤は、日本で一般的に使用されている酢酸ビニル樹脂系ではなく、脂肪族エマルジョン系のアメリカ製Titebondを使用。
            • 3レイヤーを接着します。クランプで約1日圧着固定。
            • 2レイヤーを接着。クランプで約1日圧着固定。
          • 貼りわせたボディーを加工します。
            • レーザーカッターでの切断面の焦げと、貼り合わせた段差を、ヤスリで削ります。その後、紙ヤスリで表面を仕上げます。
            • 普通ウクレレやアコースティックギターは、ネックはポケットにはめ込んで接着しますが、今回はエレキギターのように、金属プレートと木ネジでジョイントします。
            • 普通のウクレレやギターは、ブリッジのところに結んで抜けないように弦の端を固定しますが、今回はボディーの裏側まで通して、裏側で結んで抜けないように固定します。
          • サドルをのせる、ボディー側の一部高くなったところです。レーザーカッターで切り出したものに、サドルを載せる幅の溝を切ります。
            • 2枚の板を貼り合わせたネック部は、そのままでは演奏できないので、ヤスリで半円筒形に削りだします。
              • 楽器メーカーだと、今時普通はNCルーターとかで削るのでしょうが、完全手作業で削ります。
              • この部分もレーザーカッターで切断しきれなかったので、電動ドリルで穴を貫通させました。
            • フレットを打ち込む溝に、ウクレレ用のフレットを打ち込み、整形します。
              • フレットは、ウクレレ専用のものです。ギター用のものより、高さが低く、幅も狭いものです。大和マーク株式会社の通販で購入します。個人にもお手頃な価格で販売していただけるので、非常に感謝しています。購入した段階では、各フレットの長さに切断されていませんので、各ポジションの幅におおよそ合わせて切断します。
              • 実験の際はほぼちょうどの幅の溝がレーザーカッターで掘れたのですが、本番は残念ながら微妙に幅が足りなかったので、フレットが打込めません。フレット溝専用のノコギリ等で、フレットの溝を追加加工。
              • ネック端からはみ出た部分を切断した上で、演奏する指に引っかからないよう、フレット端加工専用のヤスリで、端を斜めに削ります。その上で、端の角やバリをヤスリで削って、若干丸めます。
            • ネックの端にあるナットを加工し、取り付けます。
              • 普通ギターやウクレレのナットは、ユリア樹脂、10万円クラス以上のものは牛骨、もっと高いものは象牙が使われます。詳しくはWikipedia 象牙等に譲りますが、象牙目的の密漁が増加したため、ワシントン条約(CITES)の締結により1989年より象牙の輸入禁止措置がとられています。今回は、渡辺さんより、鹿の角を使ってはどうかというご提案をいただき、ご調整いただいて、ホールアース自然学校から、鹿の角を送って頂きました。ありがとうございます。
              • ナットの材料である牛骨は、普通ナットに適した形状の直方体に加工されて数百円で販売されています。まずはこの形状に、鹿の角を金鋸で加工します。それなりに硬く、人力なので、結構時間がかかり疲れました。
              • 普通は、後で簡単に取り外せるように瞬間接着剤等で接着しますが、今回は接着はせず、とりあえず幅に合わせて置くだけにしました。
                その後、弦の高さに合わせて、弦を置くところに溝を掘ります。
              • 弦の位置と、フレットの高さとのバランスをとりながら、弦を置くところに溝を掘ります。
              • ナットに対して弦の反対側にあるのが、サドルです。普通はナットと同じ素材が使われますが、鹿の角をこの大きさに人力で加工するのは時間切れで、別途購入した牛骨のものを使います。
            • ウクレレ専用のペグを取り付けます。世界的に評価の高いGOTOH 後藤ガット有限会社 製です。ギターと違って、ギヤ式ではなく、伝統的にはフリクションペグ(摩擦式)です。チューニングは狂いやすいですが、こちらの方がウクレレっぽいので、フリクションペグにしてみました。
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