FUJIMOCK FES 2017.10.21
間伐材でサーフボードを作る
Owner & Collaborators
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Summary
淳(ATSUSHI)と淳(JUN)の共同作製。
Aのアライア(木製サーフボード)作成計画に端を発し、Jが木材調達係としてFUJIMOCKに参加。デザイン、シェイプはA担当、デジタルファブリケーションはJ担当。
Aのアライア(木製サーフボード)作成計画に端を発し、Jが木材調達係としてFUJIMOCKに参加。デザイン、シェイプはA担当、デジタルファブリケーションはJ担当。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- 自宅到着 2017.11.19〜 面出し依頼 2018.02.03
- 手持ちで帰ってきた輪切りの板。含水率は心材と辺材とで異なり、辺材の含水率が高いと教えていただきましたが、目に見える形にしたい…
- デジタル含水率計で測定することにしました。表面を傷つけたくなかったこともあって、高周波誘導電率型を購入してみたものの、表面平らでなかったせいかうまく測定できず。電気抵抗式を購入し直すことに。
- 測定3日後にひび割れ発生。FUJIMOCKからも9日。割れるのは意外に早かったという印象。そばに置いておいたので、パキパキと割れる瞬間の音を聞けました。
- 放置しておいたらカビが発生していました。カビが生えているのは辺材部分。含水率との関係があるのでしょうか。掃除機で除去。
- カビだけでなく、両端にヒビ割れ多数。ひび割れは自宅到着してまもなく現れ始め、時間とともに数、大きさも拡大。
- 大物作製仲間のOさんから情報をいただき、Iさん経由でK工務店さんに面だしと貼り合わせを依頼することに。
- K工務店さんに持ち込み。
- 最終的には反りを抑えるために釘も併用。自分は何もしてませんが、すでに達成感。
- 長さ2000 mm x 幅500 mm x 厚さ20 mmへの加工を依頼。製材すると1本のヒノキから取れるのは幅130〜150 mmほどなので、4枚を貼り合わせて500 mmにするという算段になりました。接着剤にはTitebond IIIを使用していただくようにお願いしました。
- 発表会までに作製&試乗会をすませるため、急ピッチで作業をすすめます。2018.02.19〜2018.03.24
- Alaia第一人者であるTom Wegener氏のモデルを参考にして、今回は乗りやすいように幅を広めに設計。知り合いのサーフショップにある実物を見学してデザインの詳細を調査。
- BoardCADで作製したテンプレート(トップとボトムラインが組み合わさっています)にてアウトラインの墨出し。
- カンナで削る部分の深さの目印として、丸ノコでガイド用の溝を切り込み。
- 一度乾燥させた後に、#400紙やすりで表面を削り直して、ニスを重ね塗り。スケジュールの都合上、今回は重ね塗りは2回で終了。
- リーシュコード(サーファーと板をつなぐヒモ)用の穴あけ&ヒモを取り付け。
- フィンを取り付けられるようにフィンボックスを加工。既成のFCSフィン用にサイズを調整しましたが、Alaiaの板厚が薄いため、既成品より深さを浅めに仕上げました。
- フィンをFusion360でモデリング。Ferris File-A-WaxをSRM-20で切削。 MOLD STAR 16 FASTをmolding材料、SMOOTH-CAST 300をcasting材料として使用。10分ほどで効果。別途、Replicator 2X(MakerBot)で3Dプリント。
- Co🐟Bozuブランドのハンドプレーン、パイポ、アライア勢ぞろい!
- 通常のサーフボードよりも浮力が少なく、波を掴むのが非常に難しい。もっと乗れるイメージだったのに。。。ボードに乗る重心を調整しながら徐々に乗る感覚を掴みます。
- 念願の初ライド!!
- 2回めのライド!先ほどよりもロングライド!!この後、無残にも割れてしまい、今回はこれが最後のライディングとなりました。
- 原因としては、接着面の接着剤不足、年輪の向きを交互に貼り合わせるべきところを同一方向で貼り合わせてしまったことなどが考えられます。
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