昔、横浜駅近くにボランティアさんが自助具を作製してくれる自助具工房がありました。自助具とは失われた身体機能を補い生活動作を容易にするもので、自らを助ける道具という意味です。この工房では市販品とは一味違った様々な自助具が作られていました。その中の一つに「マスクかけ」という自助具があります。リウマチを患った方のために作られた自助具です。肘や肩の関節が曲がらなくなると顔に手が届きません。風邪を引いた時や花粉の季節はマスクがかけられず大変です。その様なニーズから生まれたのがこの自助具です。ですが現在この工房は閉鎖してしまいました。そこで3Dプリンターで「マスクかけ」を復活させようと思い立ちました。

Comments