ファブ3Dコンテスト2017「エンターテイメント部門」:愛愛傘 with 仏

Created Date: 2017-10-15/ updated date: 2017-10-23
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    ファブ3Dコンテスト2017「エンターテイメント部門」:愛愛傘 with 仏
    この「愛愛傘with仏」は恋に悩んでいるすべての人々の恋愛成就の確率UPのために作りました。
    日本特有の恋愛成就おまじないによくある、相合傘(愛愛傘)が悟りを開いている(心の迷いが一切ない)仏から生えているというものです。その仏の隣に片方は想っている人の名前、もう片方には自分の名前を書いた紙を置き、そして「愛愛傘 with 仏」がお守りとなってくれます。僕は最近、一年片思いしていた水原希子似の一つ上の女の子に振られました。人類というものは何百年、何千年という歴史を振り返ってみると“恋”というものにたくさんの時間や想いをかけてきました。“恋”というものは「男女の間で、好きで会いたい、いつまでもそばにいたいと想う、満たされない気持ちを持つこと」と辞書を引くとこう記されています。例えば、想いを寄せている人のことを想像しながら、「頻繁に意味もなく携帯を確認してしまう」、「果たしてこのラインスタンプで大丈夫か…?」、など本当にたくさん想いが心や頭の中を埋め尽くします。そして、相手のことが好きすぎて、やらなくてはいけない物事に全く集中できない…など本当に自分が自分じゃなくなる瞬間があります。たしかにこのような時間は人として幸せな状態でありますが、全てがプラスに働くわけではありません。もし思いの丈を相手に伝え、振られたら、とてつもない悲しみや絶望感に包まれるかもしれません。そこで、僕はなんとか世の中の人々の恋が上手くいくように、日本特有の相合傘のおまじないと仏に焦点を当てました。仏教では「原因(因)」、「環境(縁)」、「結果(果)」という三大要素があり、それらが互いに作用しあっています。「時期が来れば必ず、悪い事をした人の運は悪くなり、良い事をした人の運は良くなるのだ(道元禅師/曹洞宗の開祖)」と述べられています。このように仏には人が生きるうえで大切な意味がたくさんあります。そして最終的に僕はただ、紙に相合傘と自分と相手の名前を書いてLOVEが書かれた辞書に挟んで置いとくだけでなく、実際にそれらの行為、つまり2Dを3Dの「愛愛傘with仏」にすることによって、より工夫された見える形にし、「“恋”は叶う!」と自分に言い聞かせ、安心感を持ち、心の迷いを打ち払い、最終的に恋愛成就の確率がUPすると考えます。

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