water mechanics

Created Date: 2018-10-16/ updated date: 2018-10-19
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Summary
water mechanicsという、鹿威しの仕組みを利用した、作品を作る。今回のテーマはFABulousなサウンドをクリエイトするといったものでありあくまで音を作るというテーマなので楽器というものにこだわらずに音を作ってみることにした。そこで今回は音を出す仕組みを、電子機械の頼らず別の仕組みで音を出したいと思った。また演奏が人の手を頼らず、自動で鳴る仕組みを目指した。そこで僕は、鹿威しという日本庭園で使われる、仕組みに着目した。このカラクリを使って現代的なデザインを持った見ても楽しい聞いても楽しいような音を出す作品を作る。 今回もまた、TECH PARKの花田さんに協力して頂き、プロジェクトが実現することができた。TECH PARKの花田さんに感謝の意を表する。

Materials

    Tools

      Blueprints

        Making

        • まず、3D fabcontestに応募するに至って、いくつか前回とは違う課題を設けた。

          1. 電子工作をなくす
          2. 実演で人の手を使わない
          3. リズムで楽しむ。

          この課題を設けた理由は、電子工作をつかわないことで、できるだけ3Dプリンタを利用した作品をつくること、また、僕は演奏するのが苦手なので、なにかしらカラクリや仕掛けを考えた自動演奏ができる作品を作りたいと考えた。

          そして、最大のポイントとしては、リズムを楽しみたいと思った。音を楽しむ方法としては、音自体が面白くなることが考えられるが、僕は、リズムで音を楽しみたいと考えた。


          • 次に作品の構想を練る事にした。そこで、TECH PARKの先生と相談しながら、鹿威しをモデルにした作品を制作することにした。ただし、ただ鹿威しを作るのではなく、以下の目標を立てた。

            1. 鹿威しを現代的な形にする
            2. 鹿威しの仕組みを、一つだけでなく複数を同時に鳴らすようにする。

            • 今回は、頭の中のイメージはスッキリしていたので、あえてすぐに3Dモデリングに取り掛かった。前回はfusion 360を利用したが、今回は使いやすいこと、イメージがすぐに実現できそうである理由から、tinkerCADを利用した。

              2つのモデルを作成した、一つめは、4方向へ流れる土管のようなものを作成した。また、鹿威しかたちをまずそのままモデリングした。

              • モデリングを早速3Dプリントした。

                いくつか失敗が見つかった。

                1. 小さくモデルを出したため、水を入れる筒の部分のプリントに失敗した。
                2. 土台部分が反る形状だったため、台座が不安定であった。
                3. 筒が円形の形だと、どうしても現代的ぽくなかった
                4. 土管のようなものの、高さが間違っていた。

                • モデリングを修正した。数点を修正した。(そのときのデータはありません。すいません。)

                  1. 土管の高さを高くした。
                  2. 筒を六角形にした。
                  • 再度、3Dプリントを行なった。前回の反省から、3Dプリントのやりかたを反らないように注意してみた。また、フィラメントを黒にした。

                    しかしここでも、やはり反る。
                    • 反る対策のため、3Dモデリングを修正した。土台がどうしても反る形状のため、土台部分を小さくしてモデリングを行なった。
                      • 再度3Dプリントを行なった。反りは大部分は改善した。しかしながら、ここで、支点の部分の位置が後ろすぎて、鹿威しの仕組みができなことに気づいた。
                        • 当初考えてたことがおおよそ、達成できた。しかし、いくつか改良点があり、今後とも改良していきたい。
                          • 今後の課題として、改良点がいくつか見つかった。

                            1. 土管の流水の速度の調節ができるようにする。これは、それぞれの土管のに対して行ないたい。
                            2. 土管に水が注ぎづらいので、注ぎ口をデザインする。
                            3. なるような、筒のデザインを考える。

                            それ以上に改善点はたくさんあるが、今後はこの課題を改良していきたい。
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                              Usages

                              • water mechanics 実演!!!

                                実演動画です。筒の先の叩くものは、左がABS樹脂でできた直方体で、右側は缶を用いています。このように、たたくものによって音が変わったり、リズムが変わったりして、楽しめます。

                                この動画だと2本ですが、最大4本同時に仕組み動かせます。(4本だと上手く動画が撮影できなかったため。近々再度動画を撮り直します!!!)



                              • water mechanics 実演その2

                                4本同時に動かす動画です。たたくものがABSの直方体にしていますが、僕はこれを弦に変えたり、楽しんだりしています。

                                水の流しかたでリズムが変わったりするのが面白いです。一方で、リズムが一定になるように水を流すのはスキルが必要です。それにチャレンジするのも面白いので、ぜひみんなプリントして楽しんでみてください。

                              Project comments