DF2024春, Follower's Pod
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Summary
慶應SFCデジタルファブリケーション2024春の課題です。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- 奥の元サイズのモデルを元にサイズを変更。今回は小型にすることに。サイズの比率を変えることでボウルに高い形のものや、細長い形のもの、単純に縮小したものを作った。しかし、実際のサイズと設計を行った際に考えていたサイズ感は意外と乖離があった。サイズを単純に2倍にすると立体であるために予想以上に大きなものが出来上がる。サイズ感覚や、どの程度のサイズ可変が適切なのかを理解する必要を感じた。リンクNodi URLSTLファイル
- 講義内で説明されていたジャイロイドインフィルを用いて通気性の向上と放熱の効率化を図った。通気性の向上は通気口を増やして土と空気が触れる面積を増やすことで、放熱の効率化は体積に対しての表面積を広げることで実現できると考え、それらを可能とするためにジャイロイドのパラメーターを調整し、印刷を妨げずかつ土が漏れてこない程度のサイズの穴を無数に開けた。また、太陽光の吸収による温度の上昇を抑制するため白のフィラメントを用いた。しかし、一体化させていた水受け皿の壁面も穴が空いてしまっているため受け皿としての用をなしていないため本体と受け皿の分離を考えている。
- 前回の問題であった水受け皿が用をなしていない問題を解決するため、水受け皿を別のオブジェクトに分離することで水受け皿として機能するようにした。また、デザイン性と機能性を考慮して、水受け皿に足をつけた。これは床や地面からの熱が植木鉢に届くのを防ぐのと、おしゃれさを両立させたものになっている。しかし、植木鉢と分離させたことで植木鉢の安定性が落ち、足の数を4本にしたことで受け皿も安定性が多少落ちてしまった。3Dモデル
- ver 1の植木鉢と皿が一体化した構造を実現するために皿と植木鉢を接続できるような構造に変更した。皿にはめ込むことで皿の上で不安定に動き回ることがなくなり、持ち運びもしやすくなる予定だったが、同時にプリントしたためにwallの設定を失敗し、皿のwallまでなくなってしまった。実用的には問題ないが、皿の見た目が悪くなってしまったため要修正。
- 前回の失敗点であった受け皿のウォールの設定を変更した最終盤を印刷する。また、蔓系の植物を植えることを想定したつるが巻き付くための部品を制作できないか試行錯誤を行う。木の枝のように分岐する構造を作ろうと考えたが、3DCADでの実装が難しかったため、ツリーサポートをうまく用いて作成できないか試した。しかし、ツリーサポートを思い通りに生成するのは難しかったため断念。
3Dモデル - 設置場所はSFCのサブウェイ前にし、水やり用のコップを追加で印刷して設置した。コンセプトとしては通行人や地域の人がみんなで水やりをして育てていく植木鉢である。ジャイロイドで水はけが非常に良くなっているため水のやり過ぎになってしまう心配もなく、より多くの人々がこの植木鉢に植えられた植物の成長に貢献できるようになっている。また、底部に設けた受け皿と本体固定用のソケットと受け皿が受ける水の表面張力によってパーツが分離しないため、持ち運びが簡易になっている。Follower's Pod(video)
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