Digital-Fabrication その2

Created Date: 2017-06-26/ updated date: 2017-08-01
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    Summary
    慶應義塾大学SFC、2017年度春学期の授業「デジタルファブリケーション」の二個目の課題の制作記録
    テーマは新しいフォント

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • 今回は三次元のキューブの中に細かいドットで文字を描き、見る方向によって大文字になったり小文字になったりするような「三次元のフォント」をつくることにした。
            まずは各方向から見た時のドットの様子(大文字と小文字)を7×7マスで表現する
            • 上面から見ると大文字に見えて、90°左に倒すと(iとjのみ例外的に下)小文字に見えるような三次元のドットの配置を模索する。googleのスプレッドシートで各層の断面を模式的に描いて試行錯誤する

              • 3ミリのアクリル板を9毎積層し、27mm立方の立方体にすることがきまり、上のスプレッドシートのデータをもとにAdobe Illustratorで、カット用のデータを作成する。(赤線がカット線)最後にレーザーカッターで使うためsvg形式で出力
                • データを元に実際にアクリル板をカットする。まずはアクリルカッターでレーザーカッターに入るようにアクリル板を切り出してセットし、その後出力。

                  • ※レーザーカッターはEpilog Zing16
                    ※ドライバーソフトとしてvisicutを使用
                • 今回は各板の接着及び、ドット部分の穴埋めをUVレジンて行った。
                  ドット部分を埋める樹脂はUVレジンとレジンキャスト用の塗料を混ぜて作成し、インジェクターに入れて使用した。
                  層同士を透明なUVレジンで接着→ドット部分に着色したレジンを注入→UVで硬化の作業を繰り返す
                  • レジン:太陽の雫
                    レジン塗料:Mr.キャストナーリキッドNEO(青)
                    UVライト:375nmの紫外線が出るもの。(ジェルネイル用のUVランプがあると楽だと思われる)
                • アクリル板同士でズレが生じるので側面を平滑にする。凹みの大きいところはレジンで盛り、他はヤスリを低い順にかけていく。2000番くらいまで掛けたらコンパウンドを細目→仕上げ目で磨くと綺麗になる
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                  References

                    Usages

                    • レーザーカッターの出力データ

                      ・AdobeIllustratorCCのAIファイル3つ(A~J,K~T,U~Zの3ファイル)です。
                      ・赤線がカット線、紺の線はガイド線となっています。出力する際は赤い線だけ利用してください。
                      ・仕様するレーザーカッターに合わせて編集してください。

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