宮城県仙台市青葉区川内1にある。伊達政宗が建てた城。今はもうない。あるのは、丘、社、お土産屋さん、そしてこの像
真田幸村の十文字槍
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Summary
戦国の世を駆け抜けた勇将、真田幸村の槍を作り舞うプロジェクト。槍の大衆化を目指して、いざ推して参る。FabLab SENDAI FLATにて
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Materials
Tools
Blueprints
Making
- 真田 信繁(さなだ のぶしげ)は、安土桃山から江戸時代初期にかけての武将。真田昌幸の次男。「真田幸村(さなだ ゆきむら)」の名で広く知られている。 江戸時代初期の大坂の陣で豊臣方の武将として活躍し、特に大阪夏の陣では、3500の兵を持って徳川家康の本陣まで攻め込んだ。 後世に江戸幕府・諸大名家の各史料にその勇将振りが記録され、それらを基に軍記物や講談や小説などが創作されて、真田十勇士を従えて宿敵・徳川家康に果敢に挑む英雄的武将として語られるようになり、庶民にも広く知られる存在となった。(wikipediaより) 赤い武将で一番有名な御仁です。
- 探すぞ〜
- あ…あれは……
- ソワソワ………ソワソワ………
- ピキーン
- で、でたー!真田源次郎信繁だぁーーーー!
- お願い!
- 日本一の兵と言われるだけあって、一撃一撃が重い。しかし、僕は負けない…!槍の長さを測るんだ!
- 21.8!!!!
- 続いて繰り出されたのは突き!すかさず身をかわし、槍の幅を測る。
- 30.2!!!!
- 戦いがひと段落し、ほっと一息ついたその時、僕は気づいてしまった。この槍は十文字槍ではない!と。
- 真田幸村の逸話の一つにこういうものがある。「幸村十文字の槍を以って大御所を目掛け戦はんと心懸けたり。大御所とても叶はずと思し召し植松の方へ引き給う」(『本多家記録』より)十文字槍とは槍の穂の両端に鎌が付いており、穂全体が十文字に見えることから名付けられた、真田幸村の愛槍である!赤い!
- 結局、後日事務所の方にお伺いしたところ、十文字槍はないみたいなので、大体自分の想像で作ることになった。いちおう穂の長さは「こんくらい」という情報と棒のサイズの寸法は頂いた。
- 今回はautodeskのfusion 360(http://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/overview)を使ってモデリングをしていきます。「十文字槍」と画像検索してみて参考にしました。サイズは勘です。
- 最初に、半分だけスケッチする
- 外形と厚みのスケッチを使ってロフトする
- ロフトー
- ミラー
- ジョイントすっぞー
- 実際に作る過程を紹介します
- 槍も無事に完成し、僕は再び仙台城址に足を運んだ………
- 今回は昨夜の作業のせいで眠かったので、普通に車で駐車場に向かった。これが現代のモノノフである。ここで、皆さんお判りいただけただろうか?実は僕は槍を2本作ったのである。
- 誰も待っていなかった。気合入れすぎた我々は1時間半も早く来てしまったのだ。
- 伊達政宗の顔出しパネルwith十文字槍wwwなんとも複雑な絵である。そういえばここらへんでご夫人に声をかけられた。槍を持たせてあげた。献上前に初めて槍を持った人なので一番槍のご夫人と心の中で勝手に呼んでいた。
- 僕は西軍派なので自分で槍を渡すためにはいかなかったため、片倉景綱から片倉重長へ渡してもらった。ちなみに説明しておくと、この槍を受け取ってる方、片倉小十郎重長は大坂夏の陣で幸村から娘を貰い受ける御仁です。後藤基次を倒した人です。イケメンであることで有名です。
- 戦国時代最後の戦いを繰り広げた二人の間でパシャッ。この二人になら切り捨てられてもしょうがないなってくらいのモノノフ度でした。こうして僕の槍を作るプロジェクトは終了した。
- 我々は広場を後にし、お土産コーナーに立ち寄った。伊達政宗グッズに囲まれた店内、西軍派の僕は途方に暮れた。出会いは突然だった。独眼竜という文字の刻まれた青いパンツの裏で、そいつは少し控えめに、だが確実に、自分の存在を主張していた。真田幸村のパンツ!!フゥーーーーー!!!
- インターン先の女性スタッフの方(すごくいい人)にご褒美で買ってもらった。人生で初めてパンツを掲げた写真を撮った。
- 下記のサイトからデータをダウンロードしてFabLab SENDAI FLATに行こう!http://www.thingiverse.com/thing:1015604できあがった暁にはきっと君もパンツゲッターの称号が貰えるぞ!(適当)
References
Project comments
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