FAB 3D CONTEST 2020のテーマはfabのあるまちづくり。
そこで、まず私が住んでいるまち、西東京市の抱えている問題を考えてみました。
- 西東京市を歩いていると、高齢化が進んでいることをとても感じます。私の中では、高齢者といえば散歩をよくしているイメージがあります。実際、私の祖父もよく散歩をしていました。また、高齢化に伴い、当然認知症の方も多いことになります。FABコンに出るにあたって、慶応SFCに通っている六本木さんという方からアドバイスをいただきました。六本木さんによれば、認知症の方によくある症状として徘徊があるそうです。昔自分が住んでいた家を目指し、迷子になることもあるそうです。また、高齢者は若い人に比べて疲れやすいです。そんな高齢者が、まちで疲れて道路の脇のガードパイプに腰をかけているのをたまに見かけます。
- そういえば、下校中の中学生がガードパイプに腰をかけて友達と話している光景も見かけます。
- なぜガードパイプに座る人がいるのかを考えた結果、大きな問題をみつけました。それは、「散歩中や下校中、休憩にちょうどいいベンチがない」ということです。
- 散歩中や下校中、休憩にちょうどいいベンチがないという問題に対して、私なりにベストな解決策を考えました。この問題に対して、新しくベンチを作るスペースはありません。しかし、すでにあるものを利用しつつ場所を取らないものを私は考えました。それが、ガードパイプに立てかけて使える折りたたみの椅子、「立て掛け式折りたたみ椅子」です。右の画像は、実際に作り始める前にかいたスケッチです。
Comments