FAB 3D CONTEST(小学生の部)フィボナッチを探せ!

Created Date: 2017-10-08/ updated date: 2017-11-25
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    Summary
    算数が難しくてつまらなくなった時にお父さんがフィボナッチ数列を教えてくれました。フィボナッチ数列はフィボナッチさんが世の中に広めた数です。そのすごいところに興味を持ち図書館で本を借りて、フィボナッチファインダーを3Dプリンターで作りました。このプロジェクトではフィボナッチファインダーでいろんなものを観察することでフィボナッチ数列の理解と算数の面白さを見つけることを目指しました。
    (FAB 3D CONTEST2017小学生の部:特別賞 副賞)

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • フィボナッチさんはイタリアの数学者でフィボナッチ数列を世の中に広めた人です。自然界の生き物の形にはフィボナッチ数列の規則に従っているものが多くあるということです。
            • フィボナッチ数列を説明します。
              うさぎのつがいが1組いて、1ヶ月すると成人し、1組の子供を産むとします。
              そうすると1、2ヶ月はつがいが1組
              3ヶ月すると1組つがいが生まれて2組
              4ヶ月すると1組つがいが生まれて3組
              5ヶ月すると成人が2組なので2組つがいが生まれて5組
              6ヶ月すると3組つがいが生まれて8組になります。
              この1、1、2、3、5、8・・・の数字の規則をフィボナッチ数列と言います。

              • このフィボナッチ数列の正方形を図のように並べていき、各頂点を結ぶとフィボナッチの曲線ができます。

                また、隣り合うフィボナッチ数の比は黄金比と言われます。

                • サザエの渦巻きがフィボナッチの曲線と同じになっています。
                  このように自然の多くのものがフィボナッチ数列に従っていると言われています。
                  これを今回実際に野外で観察して調べました。

                  • フィボナッチ数列を使った形を3Dプリンターで作りました。これをフィボナッチファインダーと名付けました。

                    このフィボナッチファインダーを使って海や山に観察に行きました。

                    • フィボナッチファインダーの作り方を説明します。
                      まず、OpenSCADというソフトを使ってプログラムを書き、フィボナッチ曲線を作りました。

                      つぎにフィボナッチの曲線をFusion360で編集して3Dモデルを作りました。

                      • 3DプリントはXYZプリンターのダビンチミニメーカーを使って刷りました。
                        フィボナッチファインダーは普通のものと曲線を並べたもの2つを作りました。

                        • このようにフィボナッチ数列に従っている自然のものは多くありますが、人口のものも多くつくられているということです。

                          そこでフィボナッチ曲線がハートの形に似ていたのでこの形を利用してアクセサリーをつくりました。
                          • 3Dプリンターでフィボナッチファインダーを作り、フィボナッチを探しに行くとみじかな植物の松ぼっくりや海の生き物の貝殻などにフィボナッチが使われていることを発見してすごかったです。
                            そして、算数はまだ少し苦手だけどフィボナッチは好きになりました。
                            フィボナッチの発明が正しく役に立っていることがわかりました。

                            ちなみにお父さんの耳もフィボナッチでした。

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