1.どこでそのモチーフを手に入れましたか:武蔵野市の緑道沿いに生えていたアジサイ。観察用に都内で購入したアジサイとは違い、ふさも大きくイキイキと育っていた。
2.そのモチーフの何が魅力的だと感じるか:日照に向かって花が半球をつくるように広がり、適した面積をとろうと育っていく様が魅力的。
3.どの特徴、要素をランプシェードに応用したいか:今回作るランプシェードはフランクロイドライトがデザインしたもののように、反射をつかって一度天上などに光を照射させたいと思う。アジサイの中心点に電球を設置することを仮定して、花のひとつひとつが光の反射板になるのではないかと考えた。
- モチーフを考慮し直して、自然生物等にみられるルールを抽出して比較する。・アサガオ→必ず3つに分岐する/球状に花弁が伸びて最大日光が当たる様になる・巻貝→黄金比・ハマグリ→巻ききらない巻貝黄金比・あわ→ボロノイ
結局最初に考案していたアジサイをモチーフにして進めることとなる。 - モチーフ:アジサイルール:一つの枝が必ず3つに分岐していくランプシェードで実際にシェードをつくる先端を考える。アジサイの花は4枚の花弁が中央の丸い球体でまとまっているような形状をしている。この花弁をシェードの部分に生かすと仮定する。プラスチックもしくは厚紙などの素材にレーザーでけがき線を入れ、折り紙のように立体的な形をつくる。花弁の形は模倣できるが、花弁が四枚であることから、最初にアジサイから抽出したルールである「1つが3つに分かれる」を弱めてしまう可能性があると想定した。よって、シェードの形は極端に抽象化して円盤状にし、バイオミミックデザインで大切な自然界のルールを強調することにする。
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