Happy Phone Holder for Fab 3d contest 2017
Owner & Collaborators
License
Happy Phone Holder for Fab 3d contest 2017 by yusukeyusuke is licensed under the Creative Commons - Attribution license.
Summary
MakeHuman v1.1.0
Blender 2.78c
Fusion360 2.0.3470
Simplify3D 4.0.0
Qidi-tech X-One
Blender 2.78c
Fusion360 2.0.3470
Simplify3D 4.0.0
Qidi-tech X-One
Materials
Tools
Blueprints
Making
- 通勤中、バスや電車で毎日スマホを触っているので、スマホを保持することに楽しみ・喜びが感じられるようなものが作れればいいなと思っています。
- 幸せというよりも、電車やバスの中で顔の近くにスマホを持ち上げたままの状態は、手がしんどい。手をフリーにしたままスマホを顔の近くに置いておければ、とっても幸せになれると思います。
- どちらのホルダーも機能は満たしているけど、見た目にもっと優しさが欲しいので、ぬくもりが感じられるホルダーをつくることにします。
- 今回必要なのは腕だけなので体型は適当。MakeHumanだけではポーズを編集できないので、mhx2のエクスポートプラグインを追加して、Boneをいれた人体データをmhx2形式でエクスポート。
- mhx2データをBlenderで読み込んでポーズ編集する
- MakeHumanで作ったデータがBone付きで読み込めた。
- 腕を曲げてそれっぽいポーズをつける。指を細かく曲げるのが面倒だった。
- MakeHumanでエクスポートするときにfabble投稿を意識して服を着せていたため、Tシャツから出ている部分までしかデータがなかった。
- 腕は、利用者の首に抱きつく感じで、腕の付け根側にスマホホルダーを取り付けるための台を作った。
- 平面の板だとちょっと顔に近すぎる気がしたのと、勉強中のFusion360を使いたいので、BlenderからFusion360に移動。
- スマホホルダー台を、平面の板から丸みのある半円の台に変更。
- こんな感じでスマホホルダーを乗せる予定。
- 台の厚みを腕の太さと同じぐらいにしてたけど、ちょっと厚すぎて印刷が大変な気がしてきたので厚みをへらした。
- 今回の作品は、人間の腕の大きさを再現するところがポイントだと思っている。ただ、うちのプリンタQidiTech X-Oneの最大印刷サイズは縦横高さ15cmなので、分割して印刷しないといけない。8個のピボットを縦横高さ15cmの立方体型に配置して、8個まとめて移動、複製しながら、効率よく分割できる場所を探していった。
- かなり大きいので印刷時間が大変なことになるはず。あとで説明するとおり、カット面を開いたまま印刷できるように、できるだけ同じ角度でカット、カット、カット。
- 家で印刷可能な時間が1時間単位なので、16分割でも大きすぎて、このあとさらに細分化しました。最終的には30分割ぐらい?
- 今回の作品はプリンタの最大印刷サイズを超えてしまうので、分割して印刷しないといけない。分割していて気づいたことだけど、実は分割数が一つ増えると面が二つ増える。(あたりまえ)
- とくに今回は腕やスマホ台の部分が一方向に長いため、ダルマ落としや大根の輪切りのような形でスパスパ切るので、接着すると見えなくなる面をたくさん印刷することになってしまう。
- 切断した面(印刷後接着する面)を開口のままにできれば、分割しても印刷時間が延びないはず!と考えて、GooDay Fab Daimyoの3Dプリンタ部の集まりで、3Dプリンタの師匠である小代さんに相談したところ、スライサーの設定で、上面と底部のソリッドレイヤーの厚さを0にすればいいと教えてもらった。
- 上部と底面のソリッドレイヤーを0に設定して、切断面がプリントベッドと平行になるようにオブジェクトを配置すると、狙ったとおり切断面が開口状態でスライスできた。角度を変えて実験したところ、切断面がベッドと平行じゃないときは、外壁として認識されるので開口にならない。逆に、オブジェクトに切断面以外の平面がある場合、その平面がベッドと平行になっていると、そこが開口になってしまった。
- 現在の印刷状況。左半分の印刷予想時間合計18時間。そのうち10パーツ、10時間57分が印刷済みで、残り7時間分。右半分はまったく印刷してないので残り18時間。左右合わせて残り25時間。これはちょっと何か対策を考えないとまずい。
- 印刷時間短縮のためスマホホルダーを置く部分をスリム化。一部分だけ印刷してみたところ思ったよりゴツかったので、これぐらいスリムでも十分いけると判断した。
- スマホホルダーを置くところがスッキリ スリムになって、印刷時間が5時間分ぐらい短縮できた。今回のコンテストをきっかけに師匠から色々と教わって、MeshMixerの使い方を覚えることができたのは大収穫。置台部分をすっぱり切り取って、プリミティブに付け替えてもよかったけど、せっかくなのでスカルプトの練習がてら、コネコネして変形してみた。かなり手捏ね感がある。印刷したらどんな感じになるかな。
- フィラメント:Qidi Tech X-Oneを買ったときについてきたオレンジ色のPLA。
- スライサー:コンテスト用に買ったSimplify3Dを使っている。
- 印刷速度:Simpilfy3DでX-OneのFastモードを選択。
- 積層ピッチ:Fastモードでは0.3mm。
- 基本速度:3000mm/分(500mm/秒)
- レイヤー:上面と底部のソリッドレイヤーを0に設定した。
- インフィル:5%
- サポート:あり。角度はなんとなく38度。このあたりはもっとチューニング必要。
- ラフト:なし。ラフトをつけるとかなり時間が延びるのでベッドに直印刷。
- 温度:フィラメントは200度(1層目210度)、ベッドは40度。
- コンテストの存在を知ったのが、
GoodayFabDaimyoの大名3Dプリンター部に初めて参加した8月23日。
そこでコンテスト参加する気持ちになってから、
悩みに悩んで、応募のネタが決まったのが9月末くらい。- 2年前にAliexpressで買ったデルタ型がかなり不調で、
修理しながら使っていたけど思い切って新しいのを導入!
大量のプリントも調子よくこなしてくれました。
(一度だけノズル詰まりしたけど。) - 今まで書いてきたとおり、
印刷時間が短くなるようにがんばって工夫したけど
それでもやはりプリント時間が長い・・・
朝起きて、会社に行くまでの1時間と帰宅してから2時間ぐらい。
最後の土曜日は一日中、印刷しつづけました。
ひさしぶりにRecoloを使ってみたけど、
3Dプリンタは被写体に向いてるかも。 - 大名3Dプリンター部の皆さんには大変お世話になりました。
これだけ大きなものを印刷したのは初めてで、
いい感じのデータをつくったり、分割したりする方法を教わり、
大変助かりました。
学びの場を準備してくれている
顧問やマネージャーにも感謝しています。
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