箱の組立方法
箱の組み立てをどうするか、というのが課題のひとつでした。
選択肢として以下の3つを検討しました
①矩形の嵌め合わせ(makercase)
②両側にメネジを切った円柱を四隅に建て、ねじで固定
③長いネジで止める
初期の作品は①で作っていました
レーザーカッターさえあればできる形状のため製作にかかるコストは最も安い。
しかしこの方式は、凹凸の隙間を調整することでしっくり嵌めるものなので、
レーザーカッターや材料が変わると都度調整が必要となります。
知見が必要となるというのは「Fab知識を有していれば誰でも作れる」のコンセプトに反します。
知見が必要となるというのは「Fab知識を有していれば誰でも作れる」のコンセプトに反します。
緩く作って接着剤という方法も考えたのですが、
中のアクリル板は完成後コースを変えたくなった場合に対応したいと思っていて、
分解できないというものにはしたくありませんでした。
次に考えたのが②でした。
分解可能である一方「長さ78mmで両端にメネジが切ってあるもの」は、
ミスミが使える法人を除いて入手が難しい。
②の検討中にM3×L90mmというネジがネットで買えるということがわかりました。
そこで急浮上した案が③でした。
懸念点はねじを締め付けたときの力を側面部品で受けなければならないという点です。
強く締め付けすぎて側面部品が変形するということがわかり、
当該部分の高さ寸法を他の部分より少し短くすることで回避しています。