「YAMA KITCHEN」で1日店長を任されることになったわたしは、参加者のみなさんのアイデアや創意工夫が活かされる「ファブキッチン」の場づくりを計画しました。
レシピはオープンソースにできるものを。
素材はローカルなものを使うこと。
それが実現できるレシピが、私の祖母がおやつに作ってくれていたクレープでした。
- わたしの経験上、お菓子づくりでいちばんはじめにつまづくのは材料をはかることでした。最近はデジタルのはかりもありますが、それでも容器の重さをひいたりするのはめんどうだし複数の材料があるときは、材料ごとに計量の容器を用意しなくてはならず、容器の数が足りなくなることもしばしば。そこで材料ごとに大きさの異なる計量カップを作成し、あらかじめ「このカップいっぱいに材料を入れれば計量できる」という容量にしておけば、はかりいらずのお菓子づくりが実現できるのでは?と考えました。
- FabLabでのものづくりのおもしろさは「データはグローバル、素材はローカルに」という点にあると考えます。今回の「FAB KITCHEN」でも、ローカルな素材を使用することで、地域の特性を活かしたクレープができないかと期待しました。そこで、小麦粉は山口県産のものを使用し、参加者の個性がみえるように具材を持ち寄ってもらいました。
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