シルクスクリーン印刷をするためには版を作成する必要があります。
今回は版のデータをつくり、版自体の作成は発注しました。
大まかには
今回は版のデータをつくり、版自体の作成は発注しました。
大まかには
- Adobe Illustrator などを使い、ベクターデータで印刷する図案のデータ製作をおこなう
- 図案を紙にプリントアウトして、Tシャツに合わせて印刷する図案のサイズや位置を確認・調整する
- つくる図案の細かさに合わせてメッシュの荒さを選ぶ
- 版を発注・データを入稿する
- 版が届く
- Adobe Illustrator や Inkscape, Skecth などを使い、ベクターデータで印刷する図案のデータを作ります。色設定はCMYK、寸法の設定はmmにしておきます。実際に印刷したいサイズでデータをつくりましょう。
- 作成したデータを紙に等倍で印刷します。
出力したものを切り、Tシャツに実際に当ててみることで、配置やサイズを確認できます。
同じ模様でも、Tシャツのサイズによってサイズを変えることが必要なことは多々あるので、この確認は必ず行うようにしましょう。ちょうどよい配置・サイズになるようにデータを調整、印刷、Tシャツに合わせて確認を納得がいくまで繰り返します。 - シルクスクリーンの版につかう布は古くは絹(シルク)が使われていましたが、現在では寒冷紗や化学繊維のポリエステルやナイロンが使われています。
また、素材とは別に目の粗さ(編まれている布の隙間のサイズ)を選ぶ必要があり、50メッシュ、300メッシュなどと呼ばれています。
号数が小さいものは目が粗く、ベタ塗りに向きます。
号数が大きいものは目が細く、細かな図案や文字に向きます。
Tシャツの印刷については、使用するインクに適性のメッシュの荒さが書いてあるので使用するインクによって使うものを変える必要があります。今回使用するインクは150メッシュが適性でしたが、少し粗めの70メッシュの版を使用しました。 - 今回はレトロ印刷JAMの製版サービスを利用しました。先ほど調整によって作成された図案データを指定されたPDF等の形式で入稿します。
図案1_Fabbleメインロゴ
図案2_Fabble丸ロゴ
図案3_Fabbleシングルラインロゴ
図案4_Fabbleワードマーク
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