テレビを操作するためのリモコンには、様々な機能のボタンがついている。
しかし、こうしたボタンの多様さは、多くの高齢者にとって認知負荷になってしまう。
そこで、今回のプロジェクトでは、高齢者がリモコンを使う時の認知負荷を下げて、リモコンを使いやすくすることを目指す。
- 発案者は、研究室の引っ越しにおいて複数個存在するリモコンが、どのデバイスと接続するのかについて困っていた。このため、初期の題材として「複数のリモコンの見分けがつきやすくしたい」というものを提案されたが、引っ越しに伴ってリモコンの整理が完了したことで以上の問題が解消された。その為、関連する課題として上記の「使わないボタン」の問題が取り上げられた。さらに考察の中で、使わないボタンが存在することだけでなく、リモコンを使いやすくすることにフォーカスが当たった。従って、「使いやすいリモコン」をテーマとする。
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