ネジの種類について
世界にはあらゆる種類のネジがありますが、
今回使うネジについて説明します。
まず規格についてですが、
ネジを表す主要な数値として、"太さ"と"長さ"があります。
(本当は他にもいろいろあります。)
今回、たとえばM3 45mmのなべネジを使いますが、
これは太さが3mmで長さが45mmのネジ、という意味になります。
それから、種類についてです。
- 皿ネジ
超低頭などのものもありますが、今回は普通のものを使っています。
頭があまり出ないのが特徴ですが、その代わり部材に当たる面は傾斜しています。
その傾斜と頭部分の出っ張りを埋めるために、
今回はレーザーカッターで彫刻を施しています。
- なべネジ
ネジの頭が丸っこいやつです。最も一般的な、ネジっぽい形をしています。
皿ネジが露出する面を平らに作っているのに対し、
なべネジは部材に当たる面が平らになっているので、
部材の表面に細工をしなくてもきちんと留められます。
ネジの頭が出ても問題ないとき、あるいは出てほしいときは、
主になべネジを使います。
- 木ネジ (きねじ/もくねじ)
先端が尖っているやつです。今回はとても細くて小さいものを使っています。
先端だけでなくネジ部分も鋭くなっていて、
ネジを差すねじねじの穴(雌ねじといいます)を正確に掘るのが
難しい木材を留めたいとき、
垂直にあててぐりぐりとねじこんでいくと、
ドリルの要領で、ねじ自身がネジ穴を作りながら入っていきます。
部屋の壁にものを留めるときに使うやつの仲間です。
今回はサーボホーンのプラスチックもろとも穴を開けてしまいます。
- 寸切り
端から端までネジが切られていて、頭がありません。
今回はデルタボットのロッドとして利用します。
ネジについてもっと知りたくなってしまった人はこちらをどうぞ↓