OCPC - Fab Delta Kit ver1.5 ['15 sum~win]

Created Date: 2015-12-05/ updated date: 2018-03-13
    Owner & Collaborators
    License
    Summary
    [English translation is only available on ver.2, see http://fabble.cc/gakuhirota/ocpc-2-en]
    ----------------------------------------
    OCPC Delta Kit ver.1.5 の組み立て方です。
    このページは2016年1月24日時点の状態でver.1.5として固定され、
    以降の更新はFork先である http://fabble.cc/gakuhirota/ocpc-2 にて行います。
    ----------------------------------------
    OCPCはOne CNC Per Childの略で、
    100ドル以内でつくることのできる3D工作機械の原型となることを目指しています。
    (企画) 慶應義塾大学 田中浩也研究室
    (原案) 増田恒夫 田中浩也
    (設計) 廣多岳 / (試作協力) 若杉亮介 望月美憂

    Memos

    • ダブルナットについて

      posted by gakuHirota on December 22, 2015
      4-8(ver1.6では5-6)の工程で、ネジの端にナットを2つ連ねて留めています。
      一見パーツの無駄のようですが、
      実はこれは"ダブルナット"と呼ばれる重要な技術です。


      2つのナットのうち、
      ネジの頭から見て手前側(写真右側)にあるナットを少しゆるめることで
      2つのナットの間の摩擦が強まり、
    • ざっくり分かるArduino 概要編

      posted by gakuHirota on December 22, 2015
      Arduinoは、オープンソースのマイコン基盤です。

      マイコンは、マイクロコンピューターの略です。
      つまり、Arduino自体がパソコン同様にプログラムを読んで、
      いろいろな処理をできるということです。
      オープンソースのマイコン基板は有名なものがいくつもありますが、
      Arduinoは特に、
    • ざっくり分かるArduino 動作編

      posted by gakuHirota on December 22, 2015
      Arduinoは、主にパソコン上から、
      Arduino IDEというソフトを使って操作します。

      Arduino IDEを起動すると、プログラムを書き込むウィンドウが表示されます。
      まっさらなスケッチに書き込んでも良いですが、
      上のメニューの"ファイル>スケッチの例"から、
      サンプルスケッチを呼び出すこともできます。
      また、
    • ネジの種類について

      posted by gakuHirota on December 22, 2015
      世界にはあらゆる種類のネジがありますが、
      今回使うネジについて説明します。

      まず規格についてですが、
      ネジを表す主要な数値として、"太さ"と"長さ"があります。
      (本当は他にもいろいろあります。)
      今回、たとえばM3 45mmのなべネジを使いますが、
      これは太さが3mmで長さが45mmのネジ、という意味になります。

      それから、種類についてです。

      • 皿ネジ
    • レーザーカッターについて

      posted by gakuHirota on December 24, 2015
      レーザーカッターはその名の通り、レーザーで部材を切る機械です。
      出力次第でいろんなものを切れますが、
      Fablabやそれに準ずる施設などで一般に使えるものでは、
      主に木やアクリルの板を扱います。

      X/Y方向にコンピューター制御で動くユニットから
      高出力のレーザーが出るようになっており、
      双方の制御を組み合わせて部材を切っていきます。
    • ざっくり分かるArduino 拡張編

      posted by gakuHirota on December 29, 2015
      Arduinoにはたくさんの"穴"があいており、
      そこにモーターやセンサーを取りつけることで機械を作っていきます。
      穴のことを"ピン"と呼び、
      基本的にどのピンもプログラムと挿すモノ次第で
      入力(ex.センサー)にも出力(ex.モーター)にも使うことができます。
      (なお、"Power"と書かれているセクションのピンは特殊な役割を持っています。
      また、
    • Processingについて

      posted by gakuHirota on December 29, 2015
      Processingは、オープンソースのプログラミング環境です。
      無料でダウンロードできるのはもちろん、
      数多くの追加ライブラリやサンプルコードの事例が公開されているので、
      非常に幅広い範囲のことが、比較的かんたんに実装できます。
      (ただし、サンプルコードやライブラリを自分の環境で使ってみる際には、
      Processingのバージョンに注意が必要です。