FAQ よくある質問とその答え
Q1. 地元のまちのまちづくりじゃないとダメですか?
A. まちづくりに関係あってもなくてもいいです。テーマは自分で好きに決めましょう。もちろん、テーマがなくても大丈夫です。まちづくりをテーマにしたいときは、Q2.のA.で挙げた注意点に着目してみてください。
あなたが小中高生で、まちづくりに関連する作品ができたら、Fab3Dコンテストのテーマに応募してみてもよいかもしれません。
あなたが小中高生で、まちづくりに関連する作品ができたら、Fab3Dコンテストのテーマに応募してみてもよいかもしれません。
Q2. (何か特定のことを指して)これは「まちづくり」ですか?
A. まちづくりに絡めなくてはいけないものではありません。まちづくりに役立てたい場合は、どのような問いを設定するかが大切です。たとえば、商店街のシャッター街化は、商店主も買い物客も困っていないケースがあったり、人口減の問題は、日本社会全体で起こっていることなので、よその地域から人を連れてくれば解決するということではなかったりします。まちづくりの課題が何であるのかを知るためには、世の中全体を俯瞰する目と、その課題で本当に困っている当事者がだれなのかを丁寧に見極める目と、両方の目が必要です。表層的な課題設定でまちづくりを手掛けることは、そのどちらからも乖離してしまう危険性があるので、注意して取り組みましょう。
Q3. 3Dプリンターを使わず、ショップボットやレーザーカッターを使って立体物を作ってもいいですか?3Dプリンターはまだ持っていないので是非入選して獲得したいんです。
A. 3D プリンタにこだわらず、デジタル工作機械を活用して作ってみましょう。ひとりFabコンテストは、入賞も賞金も賞品も自分で決めて、自分で自分に授与するので、3Dプリンターを副賞にするにもよいと思います。思い切って応募前受賞にするなどもよいと思います。
Q4. 3DプリンターやIoTの技術の利活用法を発掘することが目的のひとつに示されています。IoTを使うけど3Dプリンターを使わない応募作品でもいいですか?
A. ひとりFabコンテストでは、そのような目的は掲げていないので、皆さんの自由な発想に期待しています。
Q5. 審査基準について教えて下さい。
A.審査基準は、自分で自由に決めましょう。
Q6. 審査員について教えて下さい。
A.審査員も自分でやってみましょう。他人にお願いするのも自由です。
Q7. みんなが幸せになったり、楽しく遊べるようなアイディアでもいいですか?それともネガティブな問題を扱う必要がありますか?
A.自分で自由に決めてみましょう。「みんなを幸せに」とすると、ターゲットがぼやけてしまい、だれの何を幸せにするのか、結局よくわからなくなり、だれも幸せになれないものが出来てしまう可能性があります。なので、自分が幸せになれるものが一番わかりやすく、望ましいものと考えます。自分が本当に欲しいと思えるものにこだわって作ることで、インサイトが引き出され、結果的にほかの人がほしがるものにつながります。自分が求める幸せや、自分が困っているネガティブな問題は、同じような境遇や価値観を持っているほかのだれかのそれを代表しているものだと考えてみてください。
Q8. SDGsに関係がなくてもいいのですか?
A.猫も杓子もSDGsを掲げたがる風潮に、無理に乗らなくても大丈夫です。自らの幸福を追求し、それを作品で示すことで、わたしたちはものづくりを通じて、自分たちの幸福を自分たちでつかむことができる社会像を示すことができます。持続可能な開発目標とは、だれかの犠牲のもとに成り立つべきものではなく、そのためにも自分自身のWellbeingとは何かに思いを馳せることが、まずは大切なことと考えます。SDGsを関連させたい場合は、17の目標のタイトルだけではなく、個別の具体的な目標に目を通して、自分の幸福と持続可能性のある社会が、どこでどうつながるのかを考えてみましょう。
Q9. 個人部門で、ほかの人に手伝いをしてもらったらだめですか?
A.部門は自分で自由に決めてよいので、ほかの人との共同作品でも応募できるように自分でルールを決めてしまえば大丈夫です。
Q10. チームの規模に制限はありますか?
A.特に制限はありません。「3,000人で作りました」など、ぶっ飛んだ規模で周囲の度肝を抜くなど、チームの規模も自己表現として楽しみながら決めるとよいかもしれません。
Q11. ねらい通りの効果が出るかを確認・検証する方がよいですか?
A.作ったものを実際に使ってみることで、ねらった効果が得られるかどうかを確認してみることをおススメします。しかし、ひとりFabコンテストが終わったらその作品の動きも終わりという形よりは、時間がかかっても継続的に確認・検証しながら、より楽しい作品にブラッシュアップしていく動きのほうが大切です。そのためにも、気持ちが続くように、自分にとって愛着のある作品につなげていくことを心がけてみてください。
Q12. 表彰式に出られなくても構わないでしょうか?
A. 合同成果発表会は、ご都合とご関心があればぜひご参加ください。不参加でも大丈夫です。自分にとってより楽しい、心地よいやり方を目指すことをおススメします。