シークレット"じゃない"ブーツ

Created Date: 2019-08-18/ updated date: 2019-08-18
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    Summary
    90代の女性
    家族によるベッドから車椅子への移乗を目標としたい。

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          Making

          • ニードノウアーとして訪問看護の担当OTからクライアントの状況をヒアリングした。
            ・クライアントは90代の女性
            ・肺炎後の廃用症候群
            ・足関節の拘縮のため、ベッドから車椅子への移乗時に立位を保つのが難しい

            →立位を保つための方法を考える。
            • メンバー間でアイデアを出し合い、下記7案について検討した。
              ・立位が楽になる手すり
              ・シークレットブーツ
              ・足首のストレッチにより、本人の身体的不都合を解消する
              ・ほたか靴 (厚底ブーツ的なもの)
              ・3Dスキャンによる型取りでインソールを作成する
              ・移乗サンダル
              ・移乗用コーナーベース
              • メンバー間での投票の結果、移乗サンダルを検討することにした。
                このプロダクトがない世界、ある世界を具体的にイメージするシートに記入していく。

                それに伴い、タイトルを「シークレットじゃないブーツ」とすることにする。
              • グループで取り組むプロダクトの概要をアイデアスケッチにまとめる。

                足関節の拘縮の状態に応じてヒールの高さを調整できる機構とする。
                ソールには滑り止めの処理を施す。
                足をホールドする素材にはウェットスーツの素材、ネオプレンを使用する。

              • リハビリの時、酸素を供給するチューブが邪魔になる。
                チューブは2本(酸素、点滴)
                現在は介助者の腕に巻きつけて対応している。
                部屋のレイアウトは変えられない。

              • メンバーでアイデア出しを行った。

                ・チューブを介助者の腕に固定する。
                ・チューブを邪魔にならないように取り回す。
                ・チューブを吊るす。
                ・チューブを踏んでも大丈夫なよう保護する。
              • アイデアをもとに現物を作成するためのデータをモデリングした。
                ・3Dプリンタでフックを出力。
                ・フックはマジックテープのバンドで手に装着。
                ・介助者が違和感を感じないデザイン。
                ・試行錯誤しながらフックの装着位置を微調整できるようにする。

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