ALS治療薬のラジカットを自分で服用するための自助具

Created Date: 2024-09-01/ updated date: 2024-09-01
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    Summary
    ALSの治療薬のラジカットが飲み薬となった。
    しかし、それは懸濁薬であり、ALSを有する方にとって一人で服用するためには、さまざまな課題が生じていた。そこで、一人で服用できる自助具を製作した。

    Making

    • 1

      ALSの治療薬であるラジカットが、点滴だけでなく内服薬という選択肢がうまれた。
      しかしながら、懸濁薬であることから瓶の蓋を開けづらいこと、シリンジを使用しなければならないという課題が生じていた。また、絶食時間が8時間ということもあり、起床後すぐに服用する必要があり、服用という選択肢が生まれたにも関わらず、自分一人で服用するためのハードルは高かった。
      今回は一人暮らしのALSの方で、点滴から内服薬に変更することで、生活を楽にするため、一人で服用できる自助具を製作した。
      • 2

        今回の課題は、
        【懸濁薬の蓋を開ける】
        ・押しながら蓋を回す必要があるが、手指の筋力低下で難しくなっている
        【シリンジ】
        ・瓶からシリンジで5mlを引かなければいけないが、シリンジをつまみづらい
        ・瓶に刺したシリンジを引っこ抜くことが難しい
        という部分を解決できることが必要であった。
        • 瓶の蓋はキャップオープナーを製作した。
          要素としては、手全体で押せること、示指と中指で挟むことで力を発揮しやすくすることを含んだ。
          フィラメント:PLA

          シリンジは、引く際の指を引っ掛ける自助具を製作するとともに、瓶から引っこ抜く際の指で引っ掛ける自助具を製作した。後者はシリンジのメモリが見えるように工夫した。
          フィラメント:TPU


          ラジカットオープナーシリンジ先
      • 3

        自分一人でラジカットが服用できて嬉しい。
        点滴の場合は、本当に自分のスケジュールが制限されてしまうけど、服用できることで生活にゆとりができた。
        自分一人でするという選択肢も解決策も思いつかなかったけど、主治医に相談してよかった。
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