「Calendar of fantasia」はテーマを決めて、はじめてのことにチャレンジするきっかけをつくろうという企画。今回のテーマは「季節のうつろい」。自分が季節の移ろいを感じるものを選んで、それを他者に伝える作品をつくります。

冬の青空と、春の青空は少し違う。関東の冬の、抜けるような青空が、どんよりとした曇りの時期を超えて霞みがかったようなぼんやりした青空になると、肌寒い中にも春の訪れを感じる。季節のうつろいのように、ゆっくりと変化する青の、空色の花が一輪かざってあったらどうだろう。

はじめての道具、材料、やりかたにチャレンジするきっかけづくりがこの企画の目的。今回はフルカラーLEDをつかって、思い通りの色を表現できるようになることが私なりの目標です。というのも、フルカラーLEDって、抵抗の値をちゃんとしないと、RGBで指定した通りの色にならないわけです。

指定したRGB通りにすることはできたけれど、空を感じさせる青を表現することはできませんでした。LEDを青く光らせれば青空を感じさせる色になるっていうわけじゃないのねえ。三菱電機が青空を模したライティング技術を開発したというリリースを見ましたが、実物がちょっと気になります。