基礎から応用へ0以前に作成したプロジェクト「OBSを使ったYouTubeのライブ配信」の応用編となります。YouTubeでライブ配信したことがない人やOBSというソフトを使ったことがない人は基礎編のプロジェクトから始めていただくとよいかと思います。このプロジェクトではMacユーザーを想定して説明しています。Add Annotation Order
ソフトウェアの準備0使用するソフトウェア・通話ソフト(Zoomなど)それぞれ通話者が使いやすい通話ソフトを準備する。・音声ソフトBlackHoleのインストール方法LadioCastのダウンロード▲MacユーザーはBlackHoleとLadioCastの2つをインストールVoiceMeeter Bananaのインストール方法と使い方▲WindowsユーザーはVoiceMeeter Bananaをインストール音声ソフトの起動0まずは音声ソフトの設定準備を行います。なおここではMacユーザーを想定して説明します。〈手順〉1)LadioCastを起動する2)入力1に「BlackHole 16ch」を選択する3)出力1に「内臓出力」を選択する通話ソフトウェアの準備0Zoomの音声設定を操作します。〈手順〉1)Zoomを起動する・ミーティングに参加する2)Zoom画面左下にあるマイクマーク横の▲をクリックする3)「スピーカー」→「BlackHole 16ch」を選択するOBSの設定操作0〈手順〉1)「設定」→「音声」→「デバイス」の「デスクトップ音声=既定、マイク音声=BlackHole 16ch、マイク音声2=内蔵マイクもしくはUSBマイク」を選択して、OKをクリック2)音声ミキサーにデスクトップ音声、マイク、マイク2が追加される3)Zoom参加者の音声がマイク、自分の音声がマイク2に入力されるので、音量のゲージが反応しているかを確認する※CPU不足での音声割れのエラーが発生するようです。調査中。Add Annotation Order
音声ソフトの起動0まずは音声ソフトの設定準備を行います。なおここではMacユーザーを想定して説明します。〈手順〉1)LadioCastを起動する2)入力1に「BlackHole 16ch」を選択する3)出力1に「内臓出力」を選択する
通話ソフトウェアの準備0Zoomの音声設定を操作します。〈手順〉1)Zoomを起動する・ミーティングに参加する2)Zoom画面左下にあるマイクマーク横の▲をクリックする3)「スピーカー」→「BlackHole 16ch」を選択する
OBSの設定操作0〈手順〉1)「設定」→「音声」→「デバイス」の「デスクトップ音声=既定、マイク音声=BlackHole 16ch、マイク音声2=内蔵マイクもしくはUSBマイク」を選択して、OKをクリック2)音声ミキサーにデスクトップ音声、マイク、マイク2が追加される3)Zoom参加者の音声がマイク、自分の音声がマイク2に入力されるので、音量のゲージが反応しているかを確認する※CPU不足での音声割れのエラーが発生するようです。調査中。
配信の準備0Zoomの出力音声をキャプチャできれば、あとは【基礎編】と同じくストリームキーを使ってOBSとYouTubeを連携させて配信します。まずは各ソフトウェアを連携させます。YouTubeのライブ配信の準備0YouTubeでエンコード配信を準備してストリームキーを取得します。細かな手順がわからない方は「基礎編」をご覧ください。〈手順〉1)YouTubeでライブ配信を開始を選択する2)新しいエンコード配信を保存する3)ストリームキーをコピーするOBSの起動、ストリームキーの貼り付け、Zoomのキャプチャ0YouTubeのストリームキーをOBSに貼り付け、Zoomの画面をキャプチャする。〈手順〉1)設定→配信→ストリームキーに、先ほどYouTubeでコピーしたストリームキーを貼り付ける2)OBSの「ソース」から「+マーク(追加)」→「ウィンドウキャプチャ」を選択3)キャプチャしたいウィンドウ「(zoom.us)ミーティング」を選択して「OK」を押す4)OBSの画面にZoom画面がキャプチャされるAdd Annotation Order
YouTubeのライブ配信の準備0YouTubeでエンコード配信を準備してストリームキーを取得します。細かな手順がわからない方は「基礎編」をご覧ください。〈手順〉1)YouTubeでライブ配信を開始を選択する2)新しいエンコード配信を保存する3)ストリームキーをコピーする
OBSの起動、ストリームキーの貼り付け、Zoomのキャプチャ0YouTubeのストリームキーをOBSに貼り付け、Zoomの画面をキャプチャする。〈手順〉1)設定→配信→ストリームキーに、先ほどYouTubeでコピーしたストリームキーを貼り付ける2)OBSの「ソース」から「+マーク(追加)」→「ウィンドウキャプチャ」を選択3)キャプチャしたいウィンドウ「(zoom.us)ミーティング」を選択して「OK」を押す4)OBSの画面にZoom画面がキャプチャされる
配信開始0配信前の確認事項0YouTubeの配信を開始する前にOBSの「音声ミキサー」を見て、音声が配信に乗っているかを確認する。1)マイク2(内臓マイク、Build in Microphone)のゲージに自分の声が反応しているかを確認2)マイク(BlackHole 16ch)のゲージにZoom参加者の声が反応しているかを確認OBSの配信開始0OBSの配信開始をクリックする。YouTubeのライブ配信開始0YouTubeの配信管理画面で「ライブ配信を開始」をクリックする。1)OBSから送信された映像をYouTubeの配信管理画面で受信したことを確認する 2)配信管理画面で「ライブ配信を開始」をクリック3)ライブ配信が開始されるAdd Annotation Order
配信前の確認事項0YouTubeの配信を開始する前にOBSの「音声ミキサー」を見て、音声が配信に乗っているかを確認する。1)マイク2(内臓マイク、Build in Microphone)のゲージに自分の声が反応しているかを確認2)マイク(BlackHole 16ch)のゲージにZoom参加者の声が反応しているかを確認
YouTubeのライブ配信開始0YouTubeの配信管理画面で「ライブ配信を開始」をクリックする。1)OBSから送信された映像をYouTubeの配信管理画面で受信したことを確認する 2)配信管理画面で「ライブ配信を開始」をクリック3)ライブ配信が開始される
配信終了0配信プログラムが終われば、必ずYouTubeの配信管理画面から先に終了して、最後にOBSの配信を終える。YouTubeのライブ配信を終了する0YouTubeの配信管理画面の右上にある「ライブ配信を終了」をクリックする。OBSの配信を終了する0OBSの「配信終了」をクリックする。Add Annotation Order
配信中の操作・テクニック0ライブ配信のスケジュール予約0YouTubeのライブ配信URLをあらかじめ設定しておくことで、配信日時より先にURLを発行できる。配信日時より先にURLを発行する利点として、例えば一週間後の配信のURLをSNSに掲載して広報できるなど、集客の面で利点がある。配信画面のフレームに装飾する0adobe illustratorを使って配信画面の装飾を作る。〈手順〉1)illustratorでフレームのデザインを描画する2)書き出し→書き出し形式を選択する3)「アートボードごと書き出し」にチェックを入れ、PNG形式で画像を保存する4)OBSのソースの「追加」より、「画像」を選択して制作したフレームを追加する〈ヒント〉フレームのデザインが中央に寄ると肝心のコンテンツが見えにくくなるので、フレームはタイトルセーフマージの外に収めた方が良いBGMを流す0OBSに用意したBGMを追加して、YouTubeのライブ動画にBGMを流す。※利用するBGMの著作権を侵害していると配信が強制的に停止してしまうので注意!〈手順〉1)シーンに「メディアソース」を追加して、音声ファイルを選択する2)「繰り返し」を選択して「OK」をクリック3)音声ミキサーに「メディアソース」というゲージが表示される4)メディアソースのゲージが反応していればよい効果音を流す0GarageBandなどの音楽ソフトに用意されている「サンプラー」機能を使って任意のタイミングで効果音を鳴らす。〈手順〉1)GarageBandの「環境設定→オーディオ/MIDI→出力デバイスにBlackHole16ch」を選択する2)GarageBandのサンプラーに使いたい効果音を入れる3)OBSの音声設定か音声入力キャプチャを使ってBlackHoleに入力された音声をキャプチャする。4)配信に任意のタイミングで交換が鳴らすことができるhttps://bit.ly/2PbK1Pn音声認識による字幕表示0ライブ配信画面にリアルタイムに字幕を表示します。1)iPhoneに字幕表示アプリ「UDトーク」をインストールする2)iPhoneとMacをケーブルで接続する3)Macの「QuickTimes」で新規画面収録を選択し、iPhoneの画面をMacに表示する4)OBSでiPhoneのUDトークの画面をキャプチャする5)ライブ配信の画面にUDトークによって生成された字幕が表示されるシーンの切り替えで音声をコントロールする0音声キャプチャを使用すれば、シーン毎に音声の細かな設定が可能になる。例えば、ライブ配信の待機画面にトーク参加者の音声が入るトラブルを予防できます。1)新規シーンを追加する2)ソースに「音声キャプチャ」を追加して、使用したいマイクを設定するAdd Annotation Order
ライブ配信のスケジュール予約0YouTubeのライブ配信URLをあらかじめ設定しておくことで、配信日時より先にURLを発行できる。配信日時より先にURLを発行する利点として、例えば一週間後の配信のURLをSNSに掲載して広報できるなど、集客の面で利点がある。
配信画面のフレームに装飾する0adobe illustratorを使って配信画面の装飾を作る。〈手順〉1)illustratorでフレームのデザインを描画する2)書き出し→書き出し形式を選択する3)「アートボードごと書き出し」にチェックを入れ、PNG形式で画像を保存する4)OBSのソースの「追加」より、「画像」を選択して制作したフレームを追加する〈ヒント〉フレームのデザインが中央に寄ると肝心のコンテンツが見えにくくなるので、フレームはタイトルセーフマージの外に収めた方が良い
BGMを流す0OBSに用意したBGMを追加して、YouTubeのライブ動画にBGMを流す。※利用するBGMの著作権を侵害していると配信が強制的に停止してしまうので注意!〈手順〉1)シーンに「メディアソース」を追加して、音声ファイルを選択する2)「繰り返し」を選択して「OK」をクリック3)音声ミキサーに「メディアソース」というゲージが表示される4)メディアソースのゲージが反応していればよい
効果音を流す0GarageBandなどの音楽ソフトに用意されている「サンプラー」機能を使って任意のタイミングで効果音を鳴らす。〈手順〉1)GarageBandの「環境設定→オーディオ/MIDI→出力デバイスにBlackHole16ch」を選択する2)GarageBandのサンプラーに使いたい効果音を入れる3)OBSの音声設定か音声入力キャプチャを使ってBlackHoleに入力された音声をキャプチャする。4)配信に任意のタイミングで交換が鳴らすことができるhttps://bit.ly/2PbK1Pn
音声認識による字幕表示0ライブ配信画面にリアルタイムに字幕を表示します。1)iPhoneに字幕表示アプリ「UDトーク」をインストールする2)iPhoneとMacをケーブルで接続する3)Macの「QuickTimes」で新規画面収録を選択し、iPhoneの画面をMacに表示する4)OBSでiPhoneのUDトークの画面をキャプチャする5)ライブ配信の画面にUDトークによって生成された字幕が表示される
シーンの切り替えで音声をコントロールする0音声キャプチャを使用すれば、シーン毎に音声の細かな設定が可能になる。例えば、ライブ配信の待機画面にトーク参加者の音声が入るトラブルを予防できます。1)新規シーンを追加する2)ソースに「音声キャプチャ」を追加して、使用したいマイクを設定する
配信の注意事項0YouTubeの配信停止後も、OBSの配信を数分間は止めない0配信には通信によるタイムラグが発生するので、配信者側で動画配信が完了しても、視聴者側がまだ動画視聴の途中の場合があります。視聴者がライブ配信を見ている途中で配信側が配信を終えると、強制的に視聴が中断される。そのため配信終了後も待機画面を10〜30分ほど配信する。音楽・映像の著作権侵害に注意0YouTubeのライブ配信の内容はAIとYouTube社員により管理されており、著作権侵害した動画は強制的に配信が停止します。機械の判断基準が曖昧なこともあり、配信中断の危険性を加味すると、著作権侵害と判断される恐れのある内容を避ける必要があります。Add Annotation Order
YouTubeの配信停止後も、OBSの配信を数分間は止めない0配信には通信によるタイムラグが発生するので、配信者側で動画配信が完了しても、視聴者側がまだ動画視聴の途中の場合があります。視聴者がライブ配信を見ている途中で配信側が配信を終えると、強制的に視聴が中断される。そのため配信終了後も待機画面を10〜30分ほど配信する。
音楽・映像の著作権侵害に注意0YouTubeのライブ配信の内容はAIとYouTube社員により管理されており、著作権侵害した動画は強制的に配信が停止します。機械の判断基準が曖昧なこともあり、配信中断の危険性を加味すると、著作権侵害と判断される恐れのある内容を避ける必要があります。
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